プロローグ

 叱るにも方法はいくつもある。諭すこともあれば、指摘することだってあるだろう。そうして相手が「そうか、だったらこうすればいいんだ」と次の行動に移せるような言葉を用いることができたのであれば、私はそれこそが「指導する」という意味につながってくるのだと思っている。野球は不思議なもので、どんなに下手な子でもいったんコツさえつかんでしまえば、朝顔が成長していくかのごとく、格段に早く伸びていくことがある。私はそのことを1人でも多くのみなさんに知っていただきたいと思う一方、指導の参考にしていただければと願っている。

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指導者のエゴが才能をダメにする ノムラの指導論

写真提供:株式会社カンゼン

野球競技人口が年々減少していく中、特に未来のプロ野球選手を育てる“指導者”が果たす役割は大きくなっている。選手一人一人の将来に向けて、勝ち負けだけにとらわれず、どのように教えるか。指導者としてあるべき姿、基本をまとめたのがこの1冊だ。具体的な技術論から、選手を教える上で指導者が心得るべきリーダー論まで、野村元監督の野球人生における経験をすべて凝縮している。

スポーツナビ未掲載を含む全7章を収録。

出版社:株式会社カンゼン

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