京都でのリーグワン初開催。子どもたちに「夢を与えられるように」
昨季の長崎県初開催に続き、三菱重工と関わりのある場所にトップレベルの選手が集結する。特に南アフリカ代表の両ウイング、カートリー・アレンゼ(相模原DB)とチェスリン・コルビ(東京SG)のマッチアップが実現すれば、多くの人の耳目を引くだろう。
また、福岡県久留米市出身で中学は同じチーム、高校からは別チームで対戦してきた岩村昂太と流大のスクラムハーフ対決にも注目だ。
岩村は「テンポやボールさばきは流選手が起点となってどんどん前に出てくるチーム」と警戒するも、「いつも話していますが」と前置きして、「敵はいつも自分たちの中にいて、ミスで自分たちの首を締めているというのが今季は多くなっています。自分たちがどれだけグラウンドでいいパフォーマンスを出せるか、準備したことをしっかりと出せるかにフォーカスしてやっていきます」と力を込める。
たけびしスタジアム京都は岩村にとって、同志社大学4年時に関西大学リーグ優勝を決めた験がいいスタジアム。
「京都にもリーグワンを目指している小学生、中学生、高校生がたくさんいると思います。長崎でもみんなが目を輝かせて試合を見てくれて、帰りのバスに手を振ってくれました。そういった子たちが今回も来てくれると思うので、夢を与えられるように僕らのラグビーを見せたいです」
東京SGとしても母体企業であるサントリーのビール工場があるなど京都との関わりは深い。
京都で美酒を味わうのはどちらか?
(宮本隆介)
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