五十嵐亮太のプロ野球キャンプリポート2025

【ヤクルト編】五十嵐亮太の沖縄キャンプ取材に密着 村上宗隆、長岡秀樹ら燕のキーマンたちに直撃!

構成:スリーライト

大ベテラン・石川雅規は今年も健在!

グラウンドに降りてライブBPをチェックする五十嵐さん 【写真:スリーライト】

 ブルペンでの取材を終えると、五十嵐さんはメイングラウンドに移動。実戦形式の打撃練習、ライブBPをケージ裏から見学しました。村上宗隆選手、オスナ選手、サンタナ選手ら主力選手のバッティングを見ながら、やはり対戦している投手のピッチングも気になります。特に注目していたのは、自身と同学年でこの日がライブBP初登板の石川雅規投手。そのほか、小川泰弘投手や新加入のランバート投手、バウマン投手らの投球もチェックしました。

石川雅規の投球を五十嵐さんはどう評価したか? 【写真:スリーライト】

 練習終了後に五十嵐さんが各投手の投球について解説してくれました。まずは球界最年長45歳の大ベテラン、石川投手。五十嵐さんは投げ終えた直後の石川投手と少し話ができたそうです。

「初のバッティングピッチャーということで、少し投げ急いだという話をしていました。ただ見ている感じは元々の能力が高いので、本人の中での修正点は見つかっていると思います。普段話しているときと、マウンドに上がったときやブルペンで作っているときとは表情が違いますね。表情の変化が見られるとうれしいです」

 期待の新外国人投手についての感想も話してくれました。2人とも昨年まで現役バリバリのメジャーリーガー。まずは、MLB通算74登板の右腕で先発としての活躍が期待されるランバート投手から。

「球種はストレート、スライダー、カット、チェンジアップでしょうか。今日は変化球の割合が多い印象でした。真っすぐは150キロ以上出ていて強さもありますが、一番ビックリしたのはスライダーです。あれはスイーパーですね。後ろから見ていて笑いが出るぐらい曲がっていましたね。曲がり幅が大きいことと、バッターにより近い距離で曲がった方がいいので、実際にバッターと勝負してどうなるか注目です」

 続いて、MLB通算134登板。クローザーとしての活躍が期待されるバウマン投手について。

「真っすぐは150キロ前半で、球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ。テイクバックが大きめのフォームで、真っすぐはいいと思います。ただ力が入ってシュート回転の要素が多く出てしまうとよくない。その辺の修正が大事になるでしょうね。抑え候補ということで、制球がポイントになると思います。本人の中では修正段階だと思うので、ここからストライクゾーンに投げ込んでいかないといけません。今日は若干ばらつきがあったように感じます」

 そして、この日のライブBPで五十嵐さんが一番ビックリしたというのが、ドラフト3位ルーキーの左腕・荘司宏太投手。どんなところがスゴいと感じたかは、ページ下部の動画(14:50〜)をチェックしてください。

グッズショップで買い物をする五十嵐さんと山本さん 【写真:スリーライト】

 その後、五十嵐さんと山本さんは、多くのファンで賑わうグッズショップへ。かわいい小物やかっこいいキャップが並ぶ中、2人の目に留まったのは沖縄らしいデザインのキャンプTシャツ。奥川投手、長岡選手らのネーム入りのシャツを購入しました。五十嵐さんは「OB特権でサインをもらう」と企んでいましたが、正攻法で本人たちからサインをゲット。サイン入りグッズは「イガちゃんねる」で視聴者プレゼントをしているので、ぜひ応募を!

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