G1唐津71周年 山田康二が2回目の“全日本王者”に進撃中!

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【(C)BOATRACE 山田康二】

ボートレース唐津では「G1全日本王者決定戦 開設71周年記念」が開催されているが、26日、2日目終了時点の得点率上位は以下のとおりとなっている。(カッコ内は3日目の出場レースと枠番)

山田 康二 9.33 (6R5号艇・11R3号艇)
末永 和也 8.67 (5R2号艇)
馬場 貴也 8.67 (12R6号艇)
平本 真之 8.67 (9R2号艇)
佐藤  翼 8.33 (4R2号艇)
安河内 健 8.00 (1R6号艇)
下條雄太郎 8.00 (2R5号艇・7R2号艇)
山口  剛 8.00 (4R5号艇・11R1号艇)
関  浩哉 8.00 (1R4号艇・11R6号艇)

オール2連対でトップの山田康二(佐賀出身・佐賀支部37歳)【写真2枚】は、地元唐津を得意としており通算11優勝。うち、2018年12月のG1ダイヤモンドカップ(1コース逃げ)と2022年12月のG1開設69周年記念(1コース抜き)で、G1戦を2回制している。

【(C)BOATRACE 山田康二】

そんな地元記念タイトルの中でも圧巻だったのが69周年記念。
1号艇の山田康二は、深川真二(5号艇)と湯川浩司(4号艇)が前付けにきたことで80メートルの深い進入を余儀なくされたうえ、渡邉和将のカド攻めに遭ってしまう。おまけに、最アウトから展開をみすえていた磯部誠にまくり差しを許してしまったのだ。バックストレッチは3番手と絶体絶命のピンチに陥ったのである。
しかし、それでもあきらめなかった山田康二は2マークで競り合う磯部誠と深川真二を冷静に差しきり逆転。見事優勝を果たしている。

そして、「歴史に名を刻むのは周年だと思っていました。タイトルを取りにきて取れたのは大きいです。次はSG!」と宣言したのだった。
その後、翌2023年5月芦屋のSGボートレースオールスターで優出(6着)と、夢にまた一歩前進したがSGタイトルはこれからだ。

「スリット付近の感じはまあまあながら、上位ではなく中堅上位クラス」という舟足を得意の整備で良化させ、ビッグタイトル獲得に向け前進を図る山田康二の2回目の地元周年制覇に注目したい。
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