五十嵐亮太のプロ野球キャンプリポート2025

【中日・DeNA編】五十嵐亮太の沖縄キャンプ取材に密着 各チームのキーマンたちに直撃成功!

構成:スリーライト

沖縄で各チームのキャンプを取材した五十嵐さんの印象に残った選手とは? 【写真:スリーライト】

 野球評論家・五十嵐亮太さんが2月12日から14日にかけて沖縄でキャンプを行うプロ野球のチームを訪問。スポーツナビでは、沖縄で精力的に取材を行う五十嵐さんに密着しました。訪れたチームの練習を見て感じたことや、今季のカギを握る注目選手へのインタビューなど、五十嵐さん独自の目線でのキャンプリポートをお届けします!

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中日:高橋宏斗の気迫あふれる投球に釘付け

高橋宏斗(左端)の投球練習を見つめる五十嵐さん 【写真:スポーツナビ】

 2月12日、那覇に到着した五十嵐さんが最初に向かったのは中日のキャンプ地である北谷町。「Agreスタジアム北谷」に着くと、メイングラウンドでは細川成也選手や岡林勇希選手ら外野手の打撃練習が行われていました。練習を見ながら五十嵐さんはソフトバンク時代に一緒にプレーし、今季から中日の打撃統括コーチに就任した松中信彦コーチのもとにあいさつへ。強竜打線復活を託された「平成の三冠王」に色々と話を聞かれたようです。

「松中コーチに聞くと、ソフトバンクも練習量は多いチームでしたが、中日もかなり多いと話していました。バッティングにおいては、今はどのチームもバットの出し方や“面”で捉えることを意識していて、比較的形が決まっている中で、もちろんバットの出し方も大事なんですが、練習で取り組んだことを実践でしっかり活かせるかが重要で、そのためにもまずは『真っすぐにしっかり対応していくことが大事』と話していました。中日は最下位だったけど打率はそこまで悪くはない(リーグ3位)ので、あとは得点圏で相手投手が力を入れて来たときにどれだけ打てるか、ここぞという場面で一本出るかどうかだと思います」と、3年連続最下位からの脱出に向けた課題を話し合われたことを明かしてくれました。

 その後、ブルペンに向かうと、柳裕也投手、齋藤綱記投手、ヤクルト時代にチームメイトだった梅野雄吾投手、ドラフト2位のルーキー・吉田聖弥投手らの投球練習をチェックします。そして最後にブルペンに入ってきたのは、昨年防御率1.38でタイトルを獲得した高橋宏斗投手。130球もの熱がこもった若きエースの投球に、五十嵐さんも釘付けになりました。

「中日のブルペンはめちゃくちゃ良かったです。特に高橋宏斗投手は別格でした。いい感じに仕上がっていますし、表情も自信に満ちあふれている。印象に残ったのは、練習を終える最後の130球目。その1球だけ少し時間を置いて、明らかに決めに行く感じでした。そんなに間を空けて力まないのかなと思って見ていたんですが、アウトローにバチッと来ましたね。ここで決めるというときにしっかりと決め切れる投手は強いですね」と大絶賛でした。

今季から中日にアナリストとして加入した元ヤクルトの志田さんと話す五十嵐さん 【写真:スポーツナビ】

 そのほかブルペンでは、浅尾拓也投手コーチや大塚晶文巡回投手・育成コーチにあいさつしたり、同学年で現役時代にともにヤクルトでプレーし、昨年までは巨人のスコアラーを務め、今年から中日の「ゲーム戦略アナリスト兼コーディネーター」に就任した志田宗大さんとも久々に再会。志田さんの役割やチーム状況などについて確認していました。中日の投手陣を見て、かなり順調だと評価した五十嵐さん。今季への期待が一気に高まった様子でした。

中日のキャンプ地から沖縄のラジオ番組に生出演した五十嵐さん 【写真:スポーツナビ】

 キャンプ取材を終えると、球場の駐車場から地元・沖縄のラジオ番組(RBC琉球放送)に生出演し、現役時代のキャンプの思い出や今季の中日の注目選手などを語りました。出演後は番組内でもおすすめされた北谷で人気のハンバーガーショップで昼食をとりながら、自身のYouTube「イガちゃんねる」の動画を収録。先ほど視察した中日キャンプを早速振り返りました。詳細は以下の動画をご覧ください。

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