欧州5大リーグ前半戦「日本人選手の活躍度ランキング」 堂安、久保らを差し置いて1位になったのは?
※情報、データは2025年1月10日時点
10位:南野拓実(MF/モナコ)
ただ、ここまでゴールやアシストといった数字がついてきておらず、リーグ戦での得点はサンテティエンヌをホームに迎えた開幕戦の1点のみ。モナコは現在、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位だが、首位のパリ・サンジェルマンを迫っていくためにも、後半戦は南野の爆発的な活躍がほしいところだ。
9位:町野修斗(FW/ホルシュタイン・キール)
3-5-2の2トップの一角だけでなく、2列目で起用される試合もあるが、高い機動力を発揮してうまくこなしている。マルセル・ラップ監督は、前線の選手も広範囲を動き回ったり、流れのなかでポジションを入れ替えるスタイルを植え付けており、町野はそうした要求にも応じながら、決定的な仕事ができている。クラブでの経験は、復帰が期待される日本代表にも還元できるはずだ。
8位:伊東純也(FW/スタッド・ランス)
チームの基本システムは4-3-3だが、オーソドックスなウイングプレーだけでなく、シャドー的な動きも求められるなかで、ボールキープ、ワンタッチプレーなどで右サイドバックの攻め上がりやボランチのフォローアップも引き出しながら、得意のドリブルを繰り出す。左の中村敬斗とのバランスもよく、対戦相手に的を絞らせないことがチームの強みになっている。
ここまで3得点・4アシスト。代表活動がない1~2月は数字を伸ばすチャンスだろう。
7位:板倉滉(DF/ボルシアMG)
流れに応じた柔軟なラインコントロールに加えて、相手のエース級の選手を止め切る対人守備など、チームにとっては頼りになる存在だ。後半アディショナルタイムにPKを献上して、2-3で敗れたホームのレバークーゼン戦をはじめとして、複数失点で負けたいくつかの試合で地元紙には厳しい採点や評価が並んだが、それもディフェンスリーダーの宿命と言える。
6位:三笘薫(MF/ブライトン)
ただ、存在感のあるプレーを見せるなかで、合計34本のシュートを放ちながら得点は3。本人もこの数字には満足していないだろう。チームの順位を上げるためにも、個人としての評価を高めるためにも、ゴールという結果に向き合っていくシーズン後半戦になりそうだ。