M-1ファイナリスト・エバースが『すぽると! on TVer』出演! 石井一久氏との初絡み&幻のネタ?披露で来季の始球式も内定 !?
来年の楽天本拠地での始球式が決定!?
そこで高崎アナウンサーが、「ちなみに佐々木さんが菊池雄星投手から盗塁を決めて自慢してたって、町田さんが言ってました」とエバースのネタを流用しながらコメントを求めると、「ぼ、僕は何にも言ってないです」と首を振る町田の横で、佐々木が「そうなんです!高校時代の時の練習試合なんですけど、菊池雄星投手と対戦して、盗塁したんですよ!」と武勇伝に胸を張った。だが、これには「ヒットではなく盗塁?」、「盗塁はキャッチャーとの勝負の比率が大きい」との物言いが入り、最終的に石井さんから「エピソード的には弱い」と一刀両断されていた。
その後、高崎アナウンサーから「って、町田さん言ってました」と何度も振られた中、エバースが今年9月29日に楽天モバイルパーク宮城での試合始球式を行ったことが紹介され、楽天のユニフォームを着用した佐々木のマウンド上からの見事な投球と、捕手役を務めた町田の捕球ミスのシーンが映像で流された。
そこで楽天の監督退任後、球団取締役シニアディレクターとして活動し、2025年は取締役GMに復帰することが決まっている石井さんから「楽天好きですか?」と質問されると、エバースの2人は「はい!大好きです!」と即答。すると石井さんから「来年、来てくださいよ、始球式」とのオファー。これに2人は「行かせてください!楽天イーグルスと心中するつもりです」と即OKすることになった。
自己採点は「95点」と「98点」
「野球ヒジ」から「ヒジ野球」、さらに「寿司ヒジ」へと話が展開する漫才に、石井さんは「すごい面白かった。2人の背中がカッコよく見えました」と高評価。そこで漫才の中でも差し込まれた「町田が(元巨人の)上原浩治に似ている説」について、エバースの2人から「どうですか?石井さんから見て」、「たまにパチンコ屋でおばちゃんとかに言われたりするんですけど」と尋ねられた石井さんは、「ピンチの時の上原に似てるかな」と答え、スタジオを笑いに包んだ。
収録後、エバースの2人は「緊張しました」としながらもホッとした表情。町田が「石井さんが優しくてよかったです。石井さんが現役の頃に父親がヤクルトファンだったので、よく試合を見ていました。今日お会いできてよかったです。少し困るフリが来たときも、完璧なオチをつけてくださって、さすがだなと思いました」と感謝すると、佐々木も頷き、「町田よりも勘がよかったですね。『町田、ここツッコんでよ!』っていうところで、石井さんの方が先にツッコんでくれましたから」と振り返った。
番組内で来年の始球式の約束も交わした2人。好きな野球選手について、町田は「岸(孝之)投手です」、佐々木は「選手としては巨人の岡本(和真)選手が好きですけど、チームとしては楽天です」と回答。そして今回の収録の出来に「95点です」と答えた町田に、佐々木が「高っ!」と驚くとともに「ワイプで抜かれたとき、死んだような顔してたよ」と指摘したが、町田からの「じゃあ佐々木は何点なの?」の問いかけに、指崎は「98点」と回答。即、「俺より高いじゃねーか!」とツッコミを入れられていた。
「来年こそは(M-1で)優勝したい」と早くも燃えているエバース。すでに漫才の実力はトップレベル。今後、野球ファン、そして楽天ファンにとっても“応援したくなるコンビ”として、さらに人気が高まりそうだ。
(取材・文:三和直樹)