ドラフト会議:データで見る球団別「穴」

ロッテの戦力の「穴」は? ドラフト指名ポイントをデータで可視化

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 ペナントレースも残すところわずか。クライマックスシリーズや日本シリーズの行方もさることながら、開催まで1カ月ほどとなったプロ野球ドラフト会議の話題も熱を帯びてきている。本企画では全12回にわたり、セイバーメトリクス指標を用いた2023、24年の戦力図を参考に、きたるドラフト会議に向けて昨年のドラフトや12球団の現在の選手層などを紹介する。今回は千葉ロッテマリーンズ編だ。

 選手評価は、野手の打撃をwRAA(Weighted Runs Above Average)、守備にはUZR(Ultimate Zone Rating)、投手はRSAA(Runs Saved Above Average)を用いている。いずれもリーグ内の平均的な選手と比較して、打撃・守備・投球でどれだけ得失点に貢献しているかを示した指標であり、本稿ではそれぞれ同一ポジションの平均的な選手と比較している。なお、RSAAの計算式で使用される失点率は実際のものではなく、守備の影響を排除したtRA(True Run Average)を使用している。

 また後述の選手名とポジションがマッピングされている画像の円は、橙色が得失点貢献でプラス、青色は逆にマイナスであり、円のサイズは数値の絶対値の大きさを示している。橙色の円が大きいほど貢献度が高いことを表す。

 今回、評価に活用した2つの指標(wRAA、RSAA)は、スポーツナビがプロ野球の週間MVPを選出する企画でも活用しており、指標の解説を以下リンクから確認できる。

※リンク先は外部サイトの場合があります

2023年:投打にスケールの大きい選手を指名

※年齢は2023年12月31日時点 【データ提供:データスタジアム】

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著者プロフィール

日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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