【データが示す攻守ベストイレブン/J1第32節】5連勝で2位浮上の神戸から攻守で5名選出!

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守備的ベストイレブン 【画像提供:データスタジアム株式会社】

綱島、岡村が連続選出!最多は「ウノゼロ」勝利の神戸

 無失点チームの中で最高の守備ポイントを記録したのは、2週連続選出となる札幌の岡村大八。3バックの中央でゴール前の盾となり、自陣ペナルティエリア内でのクリア回数は今節最多タイとなる7回を記録している。チームは後半戦好調の京都サンガF.C.を下し、逆転残留に向けて猛チャージをかけている。連続選出という意味では、3週連続ベストイレブン入りを果たした東京Vの綱島悠斗も忘れてはいけない。綱島はチーム内最多となる5回のタックル数を記録した。

岡村大八は攻守両面の活躍で、札幌の京都戦勝利に大きく貢献 【(C)J.LEAGUE】

 神戸は攻撃的ベストイレブンで武藤が選ばれていたが、さらに光ったのは1点を守り抜き、被シュート数を5本に抑えたディフェンス。酒井高徳、マテウス・トゥーレルの最終ラインだけでなく、井手口陽介と扇原貴宏も選出され、今節最多の4名選出となった。

 川崎Fの河原創は走行距離が今節1位、セレッソ大阪の喜田陽はチーム内1位を記録するなど活力的に動き回って中盤を制圧した。前者は夏からの加入、後者はケガで出遅れてこれが今季2試合目のスタメン。しかし、ともにシーズン終盤戦で新たな力としての好パフォーマンスを見せている。

 その他3名はまず好セーブでクリーンシートを達成した広島の大迫敬介。FC東京の木本恭生は前述の岡村と同じく自陣エリア内でのクリア回数が7回を記録するなど、守備、奪取の両ポイントで優れたデータを残した。札幌の青木亮太は2試合連続フル出場で勝利に貢献している。

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