【スポナビGolf座談会】識者3人がダンロップ最新「スリクソン ZXi4・ZXi5・ZXi7 アイアン」の進化を語る
【スポナビGolf】
識者3人がZXiシリーズを語る
【スポナビGolf】
鶴原:僕はまだ打っていないです。ドライバーも打てていないんです。ただ、発表会で見て話を聞いて、悪いわけがない、いいに決まっているという感想を持っています(笑)。
石井:小倉さんは打ったんですか?
小倉:打ちました。今回は特にZXi5の進化具合を強く感じましたね。
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ZXi7もしっかり進化していたのですが、それ以上に売れ筋だった5が自分の感覚としてちょっと7に寄った気がします。自分の中でちょっと操作できる感じがあったんですよね。
石井:僕はZXi7もZXi5も基本的には完成していると思っています。前作も出来上がっていて、正直前作の方が前々作と比べて形状・見た目・分厚さとか、打感や見た目が微妙に変わったマイナーチェンジかなという感じでした。今作は結構まんまなんだけど、細部に少しずつ打感がよくなっているとか、ちょっとずつよくなっている感じがして「もともと結構仕上がっていたけど、まだまだやることがあったんですね」という感じがしたのが今作ZXiかなと思います。
小倉:自分は前作ZX5は曲がらないという感じだったんですよ。いい意味でも悪い意味でも、何か操作しようとしてもクラブの対応で消しちゃう感じがありました。今作はやさしさはそのままでちょっと言うことを聞いてくれる感じがあって、なんか扱いやすくなった感じです。
石井:ZXi7も打感が柔らかいと言われたら確かにそう思いました。元々柔らかくなかったものですから。
小倉:今回ZXi7の素材にS15が復活しています。ちょっと嬉しくなりましたね。やはり余計な振動が少ないと言っていいのかな?芯に当たったときの吸いつくような感じは素材の違いを感じられました。
鶴原:純粋に柔らかいから心配なのは当たり傷なんです。S15とかになるとバッグの中とかでカチャカチャ当たったときに結構傷だらけになっちゃうから、他のメーカーもあまり使っていないという理由もあると思います。
発表会の時に「傷の問題とか大丈夫なんですか」と聞いたんですよ。そしたらそれもちゃんとテストしていて、「カチャカチャして当たって傷がついたとしてもゴルファーが見て気にならないようなデザインにしています」という話が出ました。その辺はすごく考えて作られているなと思いました。
もともとスリクソンのアイアンってメッキの使い方がうまくて、シンプルなんだけどサテンとミラーの使い方がすごく上手だからかっこよく見えるんです。今回も当たり傷とかも気にならないみたいなところまで配慮されていて、すごいな、売れているだけあるなと思いましたね。
石井:売れているから変えづらい部分も大きいんだなと思いますね。
小倉:王道はやっぱり奇をてらうと外れてしまう可能性もありますから、怖いところですよね。
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鶴原:ちょっとシェイプ変わっていませんか?
小倉:個人的に言われたら思うんですけど、ちょっとヒールが低くてトゥ側がシャキンと開く感じがちょっと柔らかくなりましたね。
鶴原:そうですよね。僕はだんだん好きになってきています(笑)。
小倉:今、鶴さんに言われて思い出してみたら、ちょっとヒールが高くなっています。
鶴原:発表会で見て何かちょっと好きかも、みたいな。
石井:それでいうと、7が前々作から前作に変わったときにトップブレードが厚くなって、ちょっと細長い面長なイメージがスリクソンにあったのがギュッと詰まった短い感じに思いました。その変化ほどは今回の7は感じませんでした。今スリクソンを使っている人からすると違うとなるかもしれないですけど、そこまではないです。
小倉:ちょっとずつ違和感のないように世の中のニーズに合わせて変化しているんでしょうね。
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