【金沢競馬10R 中日杯 予想】女王が順調!ハクサンアマゾネス、世代交代は許さない

情報提供:オッズパーク

写真は昨年優勝馬ヴェノム 【提供:石川県競馬事業局】

(競馬カナザワ 大井 明洋)

 シーズンの総決算的な重賞、それが中日杯。その年の活躍馬や実力馬が集結する傾向が強く、最も盛り上がるレースと言っても過言ではない。今年は中長距離路線のオールスターキャストとなり例年以上に楽しみな一戦に。過去の結果を探っても「年齢・性別・脚質不問」。近年は斤量が1キロ軽い3歳馬の馬券圏内も多くなっている。

 ファンの注目は女王ハクサンアマゾネスと金沢無敗3歳馬ショウガタップリの生え抜き牝馬の初対決だろうが、他にも実力馬揃い。砂補充で外からも好走可能になった先週の競馬以降も雨が続いたことでの馬場傾向がどうなるか、この枠順がどの馬に有利に働くか、その点も結果を左右しそうだ。
 ◎は(1)ハクサンアマゾネス。言わずと知れた金沢最強女王。重賞20勝目にリーチをかけている。今年も8戦6勝で他地区遠征も含む重賞5勝。2敗は共に苦手の休養明けで、オヌシナニモノに敗れた今春の開幕戦は距離不足の1400m、9月の名古屋・秋桜賞の大敗は先行馬に厳しい展開でもあった。1700m以上であればスタートの不安も解消しており、ここ2年は経験していない極端な内枠だがポンと出れば臨機応変な対応が可能なはず。

 最終追い切りを見ても、体つきはいいし、動きも上々。2着に敗れた昨年のように先行勢に厳しい流れ、かつ激走する馬が出現した時くらいしか負ける要素はないだろう。今年の方がメンバーは揃っているとはいえ、イレギュラーなことさえ起らなければ結果は付いてくるはず。
 ○は(9)トランスナショナル。今春の重賞2着・8着でハクサンアマゾネスに完敗を喫したが、この秋の方が動きは良くなっており、差しに徹するベストの形も見出した。3走前・笠松オータムC勝ちは展開も向いたとはいえ最大の原動力は自身の態勢アップ。その2着馬は元南関東重賞ウイナー、3着馬アンタンスルフレはその後に北國王冠、東海菊花賞と重賞連勝。決してメンバーレベルが低かったわけでもない。オープン入着もある中央時から道悪馬場があまり上手ではない点、差しタイプに馬場や展開が向くかどうか、その2点に尽きる今回の一戦。素晴らしい追い切りの動きと体つきで臨める点は強調したい。

 ▲は(7)ショウガタップリ。まだ金沢では無敗も、古馬と対戦は初めて。一線級と互角に渡り合える裏付けがない現状だけに評価の難しいところだが、2敗は南関東の重賞。黒潮盃は上位も強かった上に厳しい展開、前走・ロジータ記念は左回りに対応しきれなかった印象もあった。その経験を糧に更なる上昇を期待したいところ。直前気配を見る限り、心身共に回復して、むしろここ2走より感触はいいくらいにも思える。どんな展開になっても結果を出してきた勝負強さと根性で世代交代を告げる勝利もあり得る。
 △は(4)テトラルキア。中央3勝クラス好走馬。転入後は使いつつ体も引き締まりパフォーマンスUP。前々走1400mで大物オヌシナニモノを撃破したが、中央3勝は2100mと2400m、障害でも1勝。本来スタミナ自慢で距離が延びてこそは前走1900m圧勝で実証できた。実績的に重賞でも力負けはあるまい。中1週・追い切りなしで臨むことになった点だけは懸念も、器用に立ち回れる強味を生かして上位争いは必至。

 注は(2)サクラルコール。11歳の昨年は3着好走。12歳の今年、春は馬体減もあって不本意な走りだったが、夏休み明けを連勝。しかも距離不足でのもの。むしろ昨年このレース参戦時より好状態かも。ロスなく流れに乗って勝負所で圏内なら面白くなる。
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