侍ジャパン入りが期待できるアマ球界の逸材10人 未来のスター候補はドラフト指名選手だけではない
数年以内に侍ジャパンのトップチームに入る可能性を秘めたアマ球界の逸材たち。識者が選んだ10人の顔ぶれは? 【写真は共同】
常廣羽也斗(投手/青山学院大4年→広島D1位)
まだ線が細いものの、プロ1年目から先発ローテーションに入ると見る専門家は多い。同じ大分県出身の先輩・森下に続けるか 【写真は共同】
先発であれば森下暢仁、抑えであれば栗林良吏と、広島で先輩となる両選手と同等のクラスの投手になれるポテンシャルを秘めており、リーグを代表する右腕になれる素材だ。
前田悠伍(投手/大阪桐蔭3年→ソフトバンクD1位)
大学生投手の実力者が目白押しだった今年のドラフトで、2回目の入札とはいえ3球団が競合。高校生とは思えないほど完成度が高い 【写真は共同】
完成度の高いフォームから繰り出すボールはどの球種も精度が高く、特にブレーキ抜群のチェンジアップは魔球と呼べるだけの威力がある。ボールの力以上に素晴らしいのが投球術で、「勝てる投手」というのが最大の魅力だ。宮城大弥(オリックス)のように早くから一軍、そして侍ジャパンの主戦となることも十分考えられる。
進藤勇也(捕手/上武大4年→日本ハムD2位)
ドラフト1位を予想する声もあった強肩強打のキャッチャー。確固たる正捕手がいない日本ハムでは1年目からチャンスがありそうだ 【YOJI-GEN】
プロでも即戦力として見込める選手であり、近い将来、侍ジャパンの正捕手になれる可能性も秘めている。
度会隆輝(内野手兼外野手/ENEOS→DeNA D1位)
ドラフトでは3球団が1位入札。高校、社会人を通じて過ごした神奈川の地で、スター街道を突き進めるか 【写真は共同】
センター中心に長打を放ち、積極的な走塁、内野も外野も守れる守備も魅力だ。明るいキャラクターで、チームのムードメーカーとしても期待できるだろう。
佐々木麟太郎(一塁手/花巻東3年→米国の大学に進学予定)
高校1年時から話題をさらった怪物スラッガー。類稀な才能をアメリカで全面開花させ、大きく羽ばたいてほしいものだ 【写真は共同】
現時点で進学先は未定だが、打者としてのポテンシャルの高さは圧倒的なものがあるだけに、メジャーで通用するスラッガーになる可能性も十分あるだろう。