データで選ぶセパの年間MVPは? 投打別に貢献度トップ10を発表

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各球団の4番がトップ3にランクイン

岡本和真(巨人)は40本塁打を記録 【写真は共同】

 セ・リーグの野手部門で1位に輝いたのは、自身3度目のホームラン王に輝いた岡本和真(巨人)。2位には持ち前のパワーで打線をけん引した村上宗隆(ヤクルト)、3位に4番としてチームをリーグ優勝に導いた大山悠輔(阪神)が続いた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 岡本 和真(巨人)
 開幕から4番として打線をけん引し、12球団トップの41本塁打を記録。特に交流戦は6月3日の日本ハム戦でサヨナラ適時打を放つなど、打率.383、8本塁打、19打点の活躍でMVPに輝いた。また9月1日のDeNA戦では東克樹からソロを放ち、史上6番目の若さでの通算200号を達成した。

2位 村上 宗隆(ヤクルト)
 シーズン序盤こそ不調に苦しんだものの、最終的にリーグ2位の31本塁打をマーク。そのうち25本を神宮で放つなど、本拠地のファンの前で躍動した。wRAAの観点では8月8日からの6連戦が優秀で、3本塁打を含む計10安打9打点を記録し、週間MVPの1位に輝いた。

3位 大山 悠輔(阪神)
 開幕から全試合に4番でスタメン出場し、打率.288、19本塁打、78打点を記録。選んだ四球はリーグ最多の99個を数え、自身初となる最高出塁率のタイトルに輝いた。リーグ優勝を決めた9月14日の巨人戦では6回に決勝点となる犠飛を放ち、チームに18年ぶりの歓喜をもたらした。

ソフトバンクの主軸コンビがワンツーフィニッシュ

近藤健介(ソフトバンク)は移籍1年目で二冠王を獲得した 【写真は共同】

 パ・リーグの野手で1位に輝いたのは、あと一歩で三冠王という大活躍を見せた近藤健介(ソフトバンク)。2位には近藤とともにチームを支え続けた柳田悠岐(ソフトバンク)、3位には勝負強いバッティングで存在感を示した浅村栄斗(楽天)が名を連ねた。

【データ提供:データスタジアム】

1位 近藤 健介(ソフトバンク)
 WBC優勝を果たして迎えた今季は、プロ12年目で初めて全試合出場を達成。自身3度目の最高出塁率に加え、いずれもキャリアハイとなる26本塁打、87打点で本塁打王と打点王にも輝いた。他にもあらゆる打撃成績でリーグ屈指の成績を残しており、本企画でもパ・リーグ野手部門で断トツの評価となった。

2位 柳田 悠岐(ソフトバンク)
 ともにチームをけん引した近藤に続いて2位にランクイン。今季は2014年以来となる全試合出場を果たし、リーグ最多の163安打をマーク。中でも5月27日のロッテ戦で記録した自身3年ぶりのサヨナラ打や、9月30日の日本ハム戦で放った起死回生の同点ソロが印象的な一打だった。

3位 浅村 栄斗(楽天)
 開幕直後こそ不振が続いたものの、5月の4番復帰後から復調し、7月には打率.395、9本塁打、24打点と圧巻の成績で月間MVPを受賞。8月30日の西武戦で逆転サヨナラ3ランを放つなど、その後も持ち前の勝負強さを発揮し、パ・リーグ野手部門の3位にランクインした。

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