過去10年の傾向から解き明かすプロ野球12球団の「ドラフト戦略」
プロローグ
プロ野球のドラフト会議が10月26日に開催される。今年で59回目を迎えるが、主力級のトレードが少なく、FA選手の国内移籍もそれほど多くないNPBでは、ドラフトがチーム作りの根幹をなすと言っていい。獲得した選手をどう育てるかも非常に重要だが、ドラフトの成否がその先のチーム成績に直結すると言っても差し支えないだろう。
そんなドラフトに対するスタンスや方針、戦略は球団によって少なからず異なる。その年の目玉選手を果敢に獲りにいくのか、それとも競合を回避できそうな実力者、有望株を指名するのか。即戦力と見込める選手を優先するのか、それとも完成度は低くてもポテンシャルが高い高校生を中心に指名するのか……。もちろん、その時々のチーム状況などによっても方針が変わってくるだろう。
今回の特集では過去10年、つまり2013年以降のドラフトを材料に、その傾向などから全12球団のドラフト戦略を探る。第1弾がセ・リーグ6球団、第2弾がパ・リーグ6球団だ。併せて、1965年の第1回から昨年までのドラフトを通じて、スター選手を多く輩出した「豊作年」をランク化した企画などもお届けする。
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