髙橋仁胡、チェイス・アンリ、福井太智、福田師王……U-20W杯を戦う日本代表をワンランク上へと押し上げる4人の欧州組
U-20W杯を戦う日本代表メンバー21人のうち、欧州組はこのチェイス・アンリなど史上最多の4人。彼らは日常的に世界基準を肌で感じている 【(c)AFC】
日常がワールドカップのレベルに近い
加速する海外移籍の流れは五輪世代、さらにはU-20世代にも影響を与えている。過去、海外クラブに所属しながらU-20W杯に出場した選手は、2017年大会の山口瑠伊(当時ロリアン/現水戸ホーリーホック)しか例がないが、10代で日本を離れるケースが増えた昨今、U-20代表においても欧州組の存在は珍しくなくなった。事実、現地時間5月20日にアルゼンチンで幕を開けたU-20W杯には、史上最多4名の欧州組が代表メンバーに選出されている。
DFチェイス・アンリ(シュツットガルト/19歳)、DF髙橋仁胡(バルセロナ/17歳)、MF福井太智(バイエルン・ミュンヘン/18歳)、FW福田師王(ボルシアMG/19歳)。彼らはいずれも10代のうちから海外でプレーしている逸材だ。ただし、4人とも所属クラブでは、まだトップデビューを果していない。ではなぜ、U-20日本代表を率いる冨樫剛一監督は、欧州組とはいえセカンドチームやアンダーカテゴリーでプレーする彼らをメンバーに加えたのか。もちろん、将来性だけで決めたわけでも、欧州組を特別扱いしているわけでもない。
「ゲームを含めて、彼らが今戦っている日常がワールドカップのレベルに近い。我々のチームの力になるはずだし、必要になる選手という観点で選出させてもらった」
指揮官は4月上旬にヨーロッパへ足を運び、彼らの状態を直接チェックした上で招集の判断を下したのだ。ならば実際のところ、現時点での欧州組4人の状態はどうなのか。指揮官の言葉をベースに、彼らの現在地を探っていく。
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ