ファンが2023年セ・リーグの順位を予想 ヤクルト三連覇に待ったをかけるのはこのチーム!
巨人の覇権奪回には戸郷翔征の活躍はもちろん、他の投手の出現が欠かせない 【写真は共同】
【巨人】
2位予想:9.94%
3位予想:17.71%
4位予想:25.73%
5位予想:26.17%
6位予想:10.23%
昨季、戸郷翔征12勝、菅野智之10勝。大勢37セーブ。しかし、それに続く投手が出てこない。「1シーズン初勝利投手8人」ということは、「先発ローテーションが固定できなかった」ということでもある。
打者は「20本塁打」5人、チーム本塁打163本はリーグ2位ながら、チーム打率最下位というのは、これも大味な野球であることの裏返しだ。
岡本和真の5年連続「30本塁打80打点」は立派だが、坂本勇人の復調、ドラフト1位・浅野翔吾(高松商高)ら、主力2人に続く生え抜き打者の出現が待たれるところだ。長野久義(広島)、松田宣浩(ソフトバンク)ら他球団ベテランの加入がどう出るか。
【広島】
2位予想:4.55%
3位予想:10.44%
4位予想:20.93%
5位予想:38.02%
6位予想:19.39%
16年からのリーグ3連覇時、チーム盗塁数は16年118個・17年112個・18年95個。それが昨季はわずか26個。チーム打率.257はリーグ1位でも盗塁数は12球団最少だった。
そうでなくても「昭和50年代広島の時代(4度優勝)」は、打てなくても機動力を得点に絡め、「投手王国」のスタッフで守り切る野球だった。
先発陣は森下暢仁10勝、大瀬良大地8勝、床田寛樹8勝、九里亜蓮6勝。栗林良吏2年連続30セーブ以上。16年優勝時にMVPに輝いた新井貴浩・新監督は、どのようなチーム作りをするのだろうか。
【中日】
2位予想:2.21%
3位予想:4.82%
4位予想:7.18%
5位予想:17.45%
6位予想:64.57%
阿部寿樹・京田陽太の二遊間コンビを放出した。二遊間は「キー・ストーン」コンビと呼ばれるほど重要なポジションである。かつての「アラ・イバ(荒木雅博・井端弘和)」のような走攻守3拍子そろった二遊間コンビはなかなか出てこないが、レギュラー2人の移籍による戦力低下は心配だ。
広いバンテリンドームにおいて、中日投手陣は質量ともに豊富な人材を誇る。新鋭・高橋宏斗は大ブレイクの予感。それだけに、昨年ともにケガに泣いた、内野の石川昴弥、外野の鵜飼航丞の大砲コンビに期待がかかる。最多安打、ゴールデングラブ賞に輝いた岡林勇希のさらなる飛躍も楽しみでならない。
(企画構成:スリーライト)