[連載小説]I’m BLUE -蒼きクレド- 第9話「個人面談に潜むリスク」
日本代表の最大の弱点とは何か?
新世代と旧世代が力を合わせ、衝突の中から真の「ジパングウェイ」を見いだす。
木崎伸也によるサッカー日本代表のフィクション小説。イラストは人気サッカー漫画『GIANT KILLING』のツジトモが描き下ろし。
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今から玉城迅はそこで秋山大監督に会う。
日本の救世主になるために――。
玉城が戦術変更の進言を思い立ったのは、焼肉店で一宮光からチームの現状を聞いたときだった。
「監督から細かい指示がない」
「フィードバックがしょぼい」
「監督がバカにされている」
ワールドカップ(W杯)を半年後に控えた日本代表にとっては明らかにピンチだろう。だが、初招集の玉城にとってはチャンスだ。もし戦術が変更になれば、序列が変わり、新人がつけ入る余白が生まれる。
もちろん玉城も進言にリスクが伴うことはよくわかっている。過去の事例を学ぶためにネットで検索すると、3件の「事件」が出てきた。
1つ目は2014年ブラジルW杯の大会中だ。
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