世界卓球女子・4大会連続の日中頂上決戦 日本のキープレーヤーは3番手?

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 9月30日より中国・成都でスタートした世界選手権団体戦もいよいよ大詰め。本日10月8日に女子決勝、明日10月9日に男子決勝が行われ、新型コロナウイルスの影響により中止となった2020年大会を挟み、2018年大会以来4年ぶりとなる世界団体王者が決定する。

日本は7戦連続3-0勝利で4大会連続の決勝進出

長崎はグループリーグで好調ぶりをアピール 【Getty Images】

 女子決勝に進んだのは今大会第1シードの中国と同第2シードの日本。世界選手権団体戦では4大会連続で決勝で対峙(たいじ)することとなった。ともにグループリーグ4試合、決勝トーナメント3試合の計7試合をすべて3-0勝利で勝ち上がってきた。

 日本のここまでの勝ち上がりを見ていくと、グループリーグでは早田ひな、伊藤美誠、木原美悠、長崎美柚、佐藤瞳と代表5人を満遍なく起用。4試合を戦ったが、出場する3人の顔ぶれは毎試合異なっていた。決勝トーナメントに入り、韓国との1回戦では伊藤、木原、長崎というラインナップで勝利。続くスロバキアとの準々決勝は木原に代えて早田を起用。さらに準決勝のドイツ戦はスロバキア戦の伊藤、早田、長崎から伊藤、早田、木原という顔ぶれに。長く代表でプレーし、東京五輪代表となった石川佳純と平野美宇が不在、さらに代表の中で世界ランキング最上位の早田を温存しつつ、これだけオーダーをシャッフルしても無失点で決勝まで勝ち上がったのは、日本女子のタレントの豊富さ、そしてレベルの高さの証明と言えよう。
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