連載:プロ野球・スポーツナビ週間MVP

“完全未遂”大野がダントツ週間MVP 元虎戦士の移籍後初アーチも高評価

データスタジアム株式会社

中日の大野が5月6日の阪神戦で快投。10回2死まで完全投球を見せた 【写真は共同】

 スポーツナビでは2022シーズンのプロ野球で、週間MVPを選出する。データスタジアム社提供の「WPA(Win Probability Added)」という指標(=その選手がどれだけチームの勝利確率を増減させたかを表す指標)を基に、「セ・リーグ野手」「パ・リーグ野手」「セ・リーグ投手」「パ・リーグ投手」の4部門で選手をランキング化。トップに輝いた選手を、ぜひチェックしてほしい。
 セ・リーグの野手ではサヨナラ本塁打を放った西川龍馬(広島)が、パ・リーグでは3本塁打11打点の大活躍を見せた柳田悠岐(ソフトバンク)が1位に輝いた。

 セ・リーグの投手では大野雄大(中日)があと少しで完全試合という投球を披露。一方のパ・リーグでは8回無失点の好投で3勝目をマークした田中将大(楽天)がトップに立った。

自身初のサヨナラ弾を放った西川が1位に

【データ提供:データスタジアム】

1位 西川 龍馬(広島)

【データ提供:データスタジアム】

 5月6日の試合で適時打を含む3安打の活躍。その翌日には1-1で迎えた延長10回に自身初となるサヨナラ本塁打を記録し、チームを今季3度目のサヨナラ勝利に導いた。対象期間中は4試合連続で打点をマークするなど、中軸としての役割を見事に果たした。

2位 山崎 晃大朗(ヤクルト)
 土壇場でチームを救う一打を放った山崎が2位にランクイン。5月8日の試合では7回から途中出場し、1死一二塁の好機で打席を迎えた9回に巨人・大勢から逆転の適時二塁打を記録。首位攻防戦となったこのカードで、見事チームを3連勝に導いた。

3位 村上 宗隆(ヤクルト)
 5月6日の巨人戦では、同点で迎えた3回に勝ち越し満塁ホームランを記録。さらに翌日にはNPB史上9人目の2試合連続グランドスラムを放ち、チームの勝利に貢献した。対象期間中は3本塁打11打点をマークしており、首位浮上の大きな原動力となった。

ソフトバンクの頼れる主砲が1位に輝く

【データ提供:データスタジアム】

1位 柳田 悠岐(ソフトバンク)

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 5月3日のオリックス戦で同点の6回に勝ち越しのグランドスラムを放つと、4日の試合では先制タイムリーと決勝ソロをマークする活躍。対象期間中は3本塁打11打点と勝負強いバッティングで打線を力強くけん引し、チームの6連勝に大きく貢献した。

2位 中谷 将大(ソフトバンク)
 阪神から移籍2年目の中谷は5月6日、2点を追う9回に代打で登場し、ロッテの守護神・益田から起死回生の移籍後初アーチとなる同点弾を放ってチームの逆転勝利に貢献。さらに7日の試合でも代打でタイムリーを放つと、スタメン出場となった8日には勝ち越し犠飛を記録するなど、要所での一打が光った。

3位 島内 宏明(楽天)
 5月5日の日本ハム戦で3安打3得点を記録すると、7日のオリックス戦では2安打2打点をマーク。再び猛打賞の活躍を見せた8日の試合では、特に1-1で迎えた延長10回に放った決勝アーチがチームに勝利をもたらす値千金の一打となった。

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日本で唯一のスポーツデータ専門会社。 野球、サッカー、ラグビー等の試合データ分析・配信、ソフト開発などを手掛ける。

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