ワリエワら最強布陣のROC勢の対抗は? 安藤美姫セレクト「女子注目選手10選」

沢田聡子
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女子シングルは、ワリエワ、トゥルソワ、シェルバコワの最強布陣のROCの実力が抜きんでている 【写真:ロイター/アフロ】

 2月4日に開幕し、早くも白熱の戦いが繰り広げられている北京五輪。冬季五輪の花形競技であるフィギュアスケート女子シングルは、今大会も華麗で熾烈な戦いが展開されそうだ。“絶望”の異名を持つカミラ・ワリエワを擁するROC(ロシアオリンピック委員会)勢は、表彰台独占もあり得る最強の布陣を誇る。

 一方で坂本花織(シスメックス)を中心とした日本勢・マライア・ベルらが出場する米国勢がどこまでROC勢に迫るのか。また、その他の国の選手で健闘が期待されるのは誰なのか。フリー最終グループのメンバー6人はどうなるか、など興味はつきない。2006年トリノ五輪・2010年バンクーバー五輪に出場し、世界選手権で2回優勝している安藤美姫さんに、北京大会で注目すべき女子スケーター10人について話を聞いた。
 

坂本花織:4年前の五輪からの成長と洗練された表現力

洗練された表現力など4年前よりパワーアップした坂本は、上位に食い込むことはできるのか 【写真:西村尚己/アフロスポーツ】

 今大会の日本代表は、3人ともパワー系のスケーターだと思います。日本のエース格の坂本花織選手は、表現力の面で柔らかい動きができるようになり、より洗練されてきた印象があります。そういう面では、4年前の平昌五輪とは異なる成長ぶりを感じます。また、2回目の五輪出場ということで、調整の仕方を分かっているのもストロングポイントです。本番では4年前よりも成長した姿を見せてくれるのではと期待しています。

 初めての五輪と2回目の五輪は、緊張感やプレッシャーの感じ方が全然違うと思いますが、それも結局は選手によりますね。「1回目の五輪だけど、今までの試合と同じように頑張ろう」とナチュラルに思える選手もいれば、やはり「五輪は特別だから」と胃が痛くなってしまう選手もいると思います。いつもの試合と同じ姿勢で臨めるか否かは、結果を大きく左右する要素になるはずです。
 
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著者プロフィール

沢田聡子

1972年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社に勤めながら、97年にライターとして活動を始める。2004年からフリー。主に採点競技(アーティスティックスイミング等)やアイスホッケーを取材して雑誌やウェブに寄稿、現在に至る。

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