一体どうなる「セ・リーグDH制」論争 スポナビユーザーは賛成派?反対派?
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そもそもなぜセ・パで試合方式に違いが生まれたのか
「セ・リーグDH制について」全体の調査結果 【スリーライト】
ア・リーグはDH制採用でナショナル・リーグとの差別化を図り、成果を得た。パ・リーグはこれに倣った格好だ。DH制では投手が打席に立たず、代わりに指名打者が打席に立つ。指名打者は打撃専門の選手なので、守備につく必要がない。そのため、守備は苦手だが打力のある選手の仕事場として、門田博光、デストラーデ、カブレラ、松中信彦といった多くのスター選手を生んだ。その後、セ・パの人気が拮抗(きっこう)する昨今に至るまで、DH制はパ・リーグの見どころとして残されてきた。
セ・リーグDH制導入の話題が大きく取り上げられたのは、2019年。原辰徳監督率いる巨人が日本シリーズに進出しながら、パ・リーグ代表の福岡ソフトバンクに1勝もできず、4連敗を喫した。そこで、レギュラーシーズンでDH制を採用しているパとの実力の差を痛感した原監督が、「セのレベルアップを図るためにも、DH制を導入すべき」と発言したことから、論争が始まった。
スポーツナビは21年12月7日から12日にかけて、ユーザーに「セ・リーグDH制」についてのアンケートを行った(投票数約17,000)。その結果、セのDH制導入に「賛成」と答えたのが38.2%、「反対」と答えたのが25.0%と、賛成派が上回った。ちなみに、「賛成」「どちらかといえば賛成」を合わせると51.0%、「反対」「どちらかといえば反対」を合わせると40.4%となり、約半数のユーザーはセのDH制導入を支持していることがわかった。
10代〜30代の調査結果 【スリーライト】
40代以上の調査結果 【スリーライト】