<国内男子ゴルフ>陥落は15人。げんちゃんこと時松隆光が7季続けた賞金シードを喪失

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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賞金レースと賞金シード争い「第43回 カシオワールドオープン」

11月21日ー24日 kochi黒潮カントリークラブ(高知県)7350yard・par72 ▼ 24日・大会最終日

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出場義務試合数の不足者4人を除くランキング69位までの上位65人で確定する賞金シードで、別資格を有する者を省いて、今年は8人が同資格による出場権を喪失した。

圏外の賞金73位でシード権争いの最終戦にあたる本大会に入った時松隆光(ときまつ・りゅうこう)は、逆転・保持を期したが、通算2アンダーで大会50位、賞金ランキングは74位で終戦。

2016年から7季連続で維持してきた賞金シードを失った。

通算3アンダーの48位で迎えた最終日は、インの9ホールで3つバーディを奪って盛り返したが、後半のアウトの9ホールで一転4ボギー。
「今年の悪さが出たのかな。結果がすべてなので」。

プロ転向5年目の2016年にチャレンジ初優勝資格で出場権を得た「ダンロップ・スリクソン福島オープン」でツアー初優勝を飾り、シードの仲間入りを果たした。

17、18年も勝ち星を重ねて、通算3勝。
コロナ禍の20ー21年には選手会長として奔走。
本名の「源蔵」由来の「げんちゃん」の愛称で親しまれたが、今年はトップ10が選手会主催試合の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」5位の1試合だけ。

「何が原因…? これから考えます」。
来月3日ー6日のファイナルQT(下関ゴールデンゴルフクラブ・山口県)からの再起を練る。

⛳賞金シード陥落者 ※保持している別資格
賞金32位 香妻陣一朗 ※24年Sansan KBCオーガスタ優勝
賞金63位 中島啓太 ※23年賞金王
賞金74位 時松隆光
賞金75位 西山大広
賞金76位 小浦和也
賞金77位 近藤智弘 ※生涯獲得賞金25位内
賞金84位 小林伸太郎
賞金89位 杉本エリック
賞金90位 木下裕太 ※23年バンテリン東海クラシック優勝
賞金93位 植竹勇太
賞金100位 ヤン・ジホ ※23年ハナ銀行インビテーショナル優勝
賞金104位 ハン・リー
賞金161位 アンソニー・クウェイル
賞金208位 ジェイブ・クルーガー ※23年長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ優勝
★    星野陸也 ※20ー21年の複数優勝による資格)

※中島啓太は次週「ゴルフ日本シリーズJTカップ」出場により、自身の出場義務試合数3試合に達し、同大会終了時点で同65名中最下位の者と同額、またはそれを超える獲得賞金額を保持している賞金ランキング上位によるシード権を獲得することができる。その場合賞金ランキングによる来季シード権保持者は66人となる。
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