<国内男子ゴルフ>復活は7人。上井邦浩が95位⇒65位の大逆転、3度目の返り咲きに男泣き

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

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賞金レースと賞金シード争い「第43回 カシオワールドオープン」

11月21日ー24日 kochi黒潮カントリークラブ(高知県)7350yard・par72 ▼ 24日・大会最終日

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来季賞金シードの65人が確定した。

ボーダーラインは、出場義務試合が不足している賞金8位の桂川有人(かつらがわ・ゆうと、5試合不足)と、32位の香妻陣一朗(こうづま・じんいちろう、5試合不足)、63位の中島啓太(なかじま・けいた、1試合不足)、同65位のスコット・ビンセント(10試合不足)の4人を抜いた賞金ランキング69位まで。

陥落は15人。
初賞金シードは7人。
復活も7人。

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今年、もっともドラマチックな復活を果たしたのが、42歳の上井邦浩(かみい・くにひろ)だ。

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3季ぶり11回目、また08年初シードから2015年陥落⇒2017年と、2019年陥落⇒20-21年に続く3度目の復活は、大会前の賞金ランク95位から、大会7位で同ランク68位に飛びこむ大逆転劇。

ロッカールームで、仲間たちから「おめでとう」と祝福されて、大粒の涙をこぼしたそうだ。

風の3日目に「69」をマークし、1差の3位で大会2度目の最終組に入ったが、「きょうはあまりにもショットが悪くて。緊張はないつもりでもいろんな思いがあるのかな、と」。

前半は、2つのボギーでターン。
後半は、ずっとパーだけ重ねて迎えた最後18番は梅原キャディと「絶対イーグル取らなきゃ」。

しかし、2オンに成功したものの、2パットのバーディ。

「あかんかったなあ…」と、上がってきたスコア提出所で、大会のスコアと共に、最新の賞金ランキングも速報される特設サイトで、自分の位置を確認。

歓喜に包まれた。

怪我と故障と常に隣り合わせのプロ人生20年。
左母指腱鞘炎による公傷明けの昨季は、期限までに規定の額に9万8916円届かなかった。
「試合に出ないと技術的にも落ちるし、ゴルフがダメになりかけていた」と、折れかけていたところでの復活劇。
42歳が男泣きした。

⛳賞金シード復活者
賞金23位 比嘉一貴(2季ぶり5回目)
賞金26位 マイケル・ヘンドリー(4季ぶり8回目)
賞金39位 小斉平優和(3季ぶり2回目)
賞金48位 大岩龍一(2季ぶり3回目)
賞金52位 小平智(2季ぶり10回目)
賞金54位 李尚熹(2季ぶり9回目)
賞金68位 上井邦浩(3季ぶり11回目)
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