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今年の高校ナンバーワン投手を徹底議論
識者2人が「最強」の称号を与えたのは?

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春のセンバツでは完封1、27回で自責点3と素晴らしい投球を見せた天理の達。「ダルビッシュとの比較にも違和感がないほどの才能を秘めている」と元永氏は評する
春のセンバツでは完封1、27回で自責点3と素晴らしい投球を見せた天理の達。「ダルビッシュとの比較にも違和感がないほどの才能を秘めている」と元永氏は評する【写真は共同】

 2021年の高校球界は好投手が多いと言われる。実際、春のセンバツでは優勝した東海大相模の石田隼都、中京大中京の畔柳享丞、天理の達孝太、市和歌山の小園健太といった投手が期待に違わぬ活躍を見せた。入学時から注目されていた高知の森木大智など、センバツ不出場組の中にも才能豊かな投手が少なくなく、さらにこれから夏にかけて一気に台頭してくる者もいるだろう。そうした逸材たちの中でも、今年の高校ナンバーワン投手と言えるのは誰か? 高校野球を追い続ける2人の識者にこの問いに答えてもらった。

最も驚かされたのは中京大中京の畔柳

識者1:元永知宏


 2年ぶりに開催された春のセンバツでは、ドラフト候補と言われる市和歌山の小園、優勝した東海大相模の石田、ベスト4の天理・達、中京大中京の畔柳らが見事なピッチングを披露した。いずれも、体格にも、能力(球速は140キロ以上、三振を奪える変化球もある)にも恵まれた好投手ばかりだ。


 なかでも驚かされたのは、この4人の中でもっとも小柄(といっても177センチ)な畔柳だ。150キロ近い速球をガンガン投げ込み、バッターを追い込んでいく。ストレートのキレ、スピン量とも「超高校級」であることに疑いはない。準々決勝までの3試合で379球も投げた疲労から準決勝では途中降板を余儀なくされたが、バッターの打つ気を削ぐ迫力は最後まで消えなかった。


 1年の夏から甲子園を経験しているサウスポーの石田は、183センチの長身から投げ下ろす140キロ台後半のストレートとチェンジアップ、スライダーを自在に投げ分ける。センバツでは先発、リリーフで29イニング3分の1を投げて失点ゼロ。45奪三振、与四死球2というピッチングを見せた。「春夏連覇を目指して頑張る」と言う石田が現在のところ、最強投手に一番近いところにいる。

元永知宏、山口史朗

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