連載:プロも注目!センバツ有力校の看板コンビたち

強力打線を牽引する敦賀気比・大島×前川 プレーで見ている人たちを元気にしたい!

沢井史
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敦賀気比の中軸を担う大島正樹(左)と前川誠太。2年振りの聖地に向かう今の心境とは? 【撮影:沢井史】

 5年ぶりにセンバツに出場する名門・敦賀気比打線の2本柱とされている大島正樹、前川誠太の中軸コンビは、1年の夏に甲子園を経験している。「2人が機能しないと点に繋がらない」と東哲平監督が絶大な信頼を置く2人は、派手さはないが、パンチ力、勝負強さをともに兼ね備えた巧打者。中学時代からのチームメイトという固い絆も何よりの武器だ。そんな2人が2度目の聖地で、成長した姿をこの春、披露する。

「地獄のスクワットティー」で下半身強化

厳しい冬のトレーニングの成果を実感する前川。一番しんどいメニューを笑いながら話してくれた 【撮影:沢井史】

――今年の冬は北陸地方は比較的雪が多く、外での練習がなかなかできなかったと聞きました。

大島 敦賀は他の地区よりは雪の量はましだったとは思いますが、雨が多くて曇りが多いので、グラウンドがなかなか乾かなくて外で練習ができないんです。今年は特別というより、雪が少なかった去年も外でほとんど練習できなかったので、毎年同じです。その分、今年も室内でしっかり体作りはやって来られたと思います。

――冬場の練習はどんな課題を持って取り組んできましたか?

大島 自分は体を大きくすることが課題でした。でも、実戦練習に入った3月からは確率にこだわって、試合に近い数字のことばかり考えてバットを振ってきました。秋に比べて体は大きくなりましたし、フリー打撃では飛距離が伸びてきたと感じています。

前川 冬は長打力を上げることを課題にやってきました。室内でのスイングや筋力トレーニングも結構やり込めたおかげで、実戦では長打が出るようになってきました。冬のトレーニングの成果が出ているなと思います。

――敦賀気比は、グラウンドが使えない冬場は室内にこもっての体作りなど、基礎的な練習をするのが恒例ですが、一番きついメニューは?

前川 いろんなメニューがありますが、自分が一番しんどいと思うのはスクワットティーです(スクワットの後、ティー打撃でバットを振るメニュー)。10球を10セットでやるんですが、その後に連続ティーもするんです。冬場は毎日やっているメニューですが、これはかなりきついです。練習でこのメニューをする前に「あー、今日もか……」って、毎日ため息をついていました。でも、実戦練習が続いている今、下半身が強くなったように思います。

大島 スクワットティーは本当にきついです(苦笑)。冬は特に、動き回るよりこういう反復練習が多いので、かなり追い込まれます。2月末からは少しずつ実戦練習が増えてきましたが、外で練習できるのはやっぱりいいなと思いました。
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著者プロフィール

沢井史

大阪市在住。『報知高校野球』をはじめ『ホームラン』『ベースボールマガジン』などに寄稿。西日本、北信越を中心に取材活動を続けている。

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