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セビージャの壁ジエゴ・カルロスに聞く
ダービー、同僚、日本人アナリスト…

夢のブラジル代表は近づいている

「相手が誰であろうと、恐れることはない」。メッシ(左)に対しても怯むことなく挑む
「相手が誰であろうと、恐れることはない」。メッシ(左)に対しても怯むことなく挑む【写真:ロイター/アフロ】

――リオネル・メッシやハーランドのようなトップレベルの選手にどう対応しているのですか? また、彼らのプレースタイルをどう評価しますか?(中国)


 メッシは世界最高の選手だ。非常に賢く、ピッチ上では他のどの選手とも異なるプレーをする。さらには彼の周りにも素晴らしい選手がそろっている。自分たちはできる限りの準備を整えて臨むまでさ。彼らのような選手との対戦は困難を伴うけど、恐れを抱くことはない。トップレベルのチーム相手でも良い結果を手にしたことは何度もある。相手が誰であろうと、恐れることはない。あらゆる試合に勝ちに行くつもりで臨んでいるよ。


――ハーランドは次世代の支配者になれると思いますか?(インド)


 ハーランドは優れた大型FWだ。彼のようにゴールを量産する選手はあらゆるチームにとって重要な存在だ。パワフルでスピードもあり、フィニッシュにも迫力がある。自分たちとの2試合でも違いを作り出した。セカンドレグの前半は自分たちの方が押していたのに、1本の枠内シュートで先制されている。彼のような選手を止めるのは難しい。それは試合を通して感じたよ。まだ若く、伸びしろもある。将来的に偉大な選手たちの系譜に加わる可能性はあるだろうね。


――ナント時代、現在FCポルトを率いるセルジオ・コンセイソン監督の指揮下でプレーしていました。彼から学んだことは?(ポルトガル)


 セルジオ・コンセイソンは偉大な監督で、人としても素晴らしかった。彼には大きな信頼とチャンスを与えてもらったし、多くのことを教えてもらった。親しみやすい監督で、常に戦い、貪欲に勝利を求めている。彼の指導スタイルは好きだったよ。今、彼が手にしている成功をたたえたい。彼の仕事ぶりにふさわしい功績だよ。


――同じくナント時代にCBを組んだニコラ・パロワから学んだことは? 彼とはまだ連絡を取っていますか?(フランス)


 パロワは素晴らしい友人で、ナントでは多くのことを学ばせてくれた。経験豊富な選手で、周囲に安心感を与えてくれる。駆け引きに長け、1対1に強い強じんなDFだ。ナントを離れた後は頻繁に連絡を取ることはなくなったけど、ともにプレーしていた時代は密にコミュニケーションを取っていたよ。


――欧州でのキャリアをスタートしたポルトガル時代は、選手としての成長にどう役立ちましたか。ポルトガルで最初にプレーしたエストリルは「カナリーニョス」の愛称で呼ばれています。自身のキャリアは「カナリーニャ(ブラジル代表)」でプレーする段階に至ったと思いますか?(ポルトガル)


 たしかに、ブラジル代表は近づいていると思う。自分のプロキャリアはポルトガルから始まった。エストリルには本当に良くしてもらった。忘れることのできない人生の一部だ。今の自分があるのはエストリルのおかげだよ。


――プレミアリーグでプレーしたい気持ちはありますか? イングランドでプレーする知り合いの選手に情報を求めることは?(イギリス)


 あちらでプレーする選手と話すことはほとんどない。話すのは自分のチームや、過去に所属したチームの選手たちだね。プレミアリーグでプレーしている知り合いはたくさんいるけど、リーグのことを聞いたりすることはない。テレビで試合をチェックするくらいかな。自分にとって重要なのは今戦っているリーグであり、自分が所属しているチームだからね。


――選手として最大の夢は?(ハンガリー)


 選手としての最大の夢は重要なタイトルを手にすること。もうひとつは、いつの日かブラジル代表のユニホームを着てピッチに立つこと。ビッグタイトルを獲ることはあらゆる選手にとっての夢だと思う。

工藤拓
工藤拓

東京生まれの神奈川育ち。桐光学園高‐早稲田大学文学部卒。幼稚園のクラブでボールを蹴りはじめ、大学時代よりフットボールライターを志す。2006年よりバルセロナ在住。現在はサッカーを中心に欧州のスポーツ取材に奔走しつつ、執筆、翻訳活動を続けている。生涯現役を目標にプレーも継続。自身が立ち上げたバルセロナのフットサルチームは活動10周年を迎えた。

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