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武南の黄金期を支えたイケメンエース
江原淳史が得点王になった裏で抱えた葛藤

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92年度の第71回大会で得点王になった江原淳史(写真右)。長身に甘いルックスでも注目を集めた
92年度の第71回大会で得点王になった江原淳史(写真右)。長身に甘いルックスでも注目を集めた【写真:本人提供】

 80年代後半から90年代序盤にかけて、華麗なパス回しをベースにしたサッカーで黄金期を築いた武南高校(埼玉)。白のシャツに薄紫のパンツを基調にしたユニフォームを纏(まと)ったイレブンの姿を、懐かしく思うオールドサッカーファンは多いはずだ。


 そんな武南のエースストライカーとして1年時から3年連続で選手権に出場し、92年度の第71回大会で当時の1大会最多得点記録を更新し、得点王になったのが江原淳史である。

 江原は初戦の熊本農業戦(熊本)で1点、2回戦の神戸弘陵戦(兵庫)でハットトリック、3回戦の韮崎工戦(山梨)で2点、準々決勝の南宇和戦(愛媛)で1点を挙げると、敗れた準決勝の国見戦(長崎)でも先制点をマークするなど、計8点を挙げた。


 惜しくも優勝はならなかったが、ベスト4に進出し憧れていた旧国立競技場でもプレー。好調の裏には、いくつか要因があったようだが、その1つが前年に優勝候補と言われながらベスト8で三重の四日市中央工業(1-2)に敗れていた悔しさだった。


「いまも遊びでサッカーをやっていますけど、後にも先にも、サッカーで泣いたのはあのときだけ」と江原は話し、こう述懐する。

栗原正夫

1974年生まれ。大学卒業後、映像、ITメディアでスポーツにかかわり、フリーランスに。サッカーほか、国内外問わずスポーツ関連のインタビューやレポート記事を週刊誌、スポーツ誌、WEBなどに寄稿。サッカーW杯は98年から、欧州選手権は2000年から、夏季五輪は04年から、すべて現地観戦、取材。これまでに約60カ国を取材で訪問している

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