- 吉田治良
- 2020年12月17日(木) 10:20
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現役時代、その切れ味鋭いドリブルで“和製マラドーナ”とも呼ばれた前園真聖さん。名門・鹿児島実業では1年生からレギュラーを張り、高校選手権には3年連続出場。2年次の90年度大会では準優勝も飾っている。そんな前園さんに、高校時代に実際に対戦した選手を中心に、選手権の歴代ベストイレブンを選出してもらった。とりわけ強く印象に残るのは、当時“史上最強”とも言われた清水商業のタレントたち、そして同級生の「怪物と天才」だったようだ。
大人のサッカーの中心にいた3人
──今回は高校時代の前園さんが、実際に戦って印象に残っている選手を中心に、ベストイレブンを選出していただきます。
選考が難しかったのがディフェンダ―(DF)ですね。2バックじゃダメですか?(笑)
──できれば3バックにはしたいですね。
うーん、分かりました。では、挙げていきますね。ゴールキーパーが(川口)能活、DFが中西永輔と(大岩)剛くん、とりあえずこの2人。中盤が(上野)良治、石塚(啓次)、名波(浩)くん、そして僕。FWがオグ(小倉隆史)、城彰二、山田隆裕くん。
──3-4-3にするなら、DFがあと1人。
そうですね。ちょうど入れ替わりの学年で、微妙に被ってはいないんですけど、ここは松田直樹を入れておきます。
──これで11人が出そろいましたね。
ただ、同じく対戦はしていませんが、上の世代ですごく印象に残っているのは、礒貝(洋光/帝京)くんです。まさに天才でしたね。ずっとテレビで見ていましたし、憧れの選手でした。
──誰かと入れ替えますか?
うーん……。残念ですけど、今回は基本的に同世代からの選出としたので、礒貝くんは外します。
──分かりました。では、ここからは各選手の選考理由を伺っていきます。まずはGKの川口さんから。前園さんが鹿児島実業(以下、鹿実)の3年生の時に、清水商業(以下、清商=学校統合により13年に閉校。跡地に清水桜が丘が新設)の1年生GKだった川口さんと選手権(91年度大会)の3回戦で対戦していますね。
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