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クレーコート「実力ランキング」
全仏に臨む男子の注目8選手を識者が診断

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全仏優勝12回を誇る“クレーキング”ナダルは、「ストローク」「フットワーク」の2項目が最高評価。「体力」と「メンタル」も限りなく満点に近い
全仏優勝12回を誇る“クレーキング”ナダルは、「ストローク」「フットワーク」の2項目が最高評価。「体力」と「メンタル」も限りなく満点に近い【Getty Images】

 クレーコート(土のコート)で行われる全仏オープンは、ハードコートとは異なる能力が求められる。ハードコートでは、重要となるボレー以上にフットワークや体力が物を言う。ラリー戦が続き長丁場となるだけに、集中力を含めたメンタルの強さも重要な要素だろう。元プロテニスプレーヤーで、現在はWOWOWのテニス解説者として活躍する小野田倫久氏にお願いしたのは、大会4連覇がかかるラファエル・ナダルや日本の錦織圭など、全仏に出場する男子の注目8選手のクレーコートにおける実力診断。「サーブ」「ストローク」「フットワーク」「体力」「メンタル」の5項目について採点してもらい、それをもとに実力ランキングを作成した。

ナダルの唯一の欠点は時に力みすぎること

 全仏オープンは土のコート(クレーコート)なので球足が遅くなり、ラリーの回数が多くなるという特徴があります。


 ビッグサーブなどの一発で決めるのが難しく、最低でも5回はラリーをしなければならない。それが5セットも続くわけですから、粘り強さやしつこさを含む「体力」、集中力も含む「メンタル」の2つの要素が勝敗を分けるカギになると思います。


 クレーで戦うための戦術を身につけているヨーロッパ勢には、ラリーで主導権を握っていくタイプの選手も多いので優位。一方、ビッグサーブが武器のアメリカ勢や背の高い選手は一発で仕留めることが難しいので不利と言えます。


 戦術的には、ドロップショットがひとつのカギになると思います。相手を前に引き出して空いた後ろを狙ったり、苦手なボレーをさせたりといった戦術が重要になってくるでしょう。


 現在はラファエル・ナダルが全仏オープン3連覇中、通算12回の優勝を誇っていて、“クレーキング”の称号を得ています。彼の優位性は揺るぎませんが、これまでの歴史を見ると、全仏オープンは若手がベテランを倒すというサプライズが、グランドスラム(全豪オープン、全仏オープン、ウインブルドン選手権、全米オープンの4大大会)の中で最も起きやすい大会でもあります。


 それでは、注目選手を一人ひとり見ていきたいと思います。

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