パ・リーグ各球団の週間MVPは? 日本ハム・大田が打率.538と大当たり
パ・リーグ各球団の週間MVPは? 【ベースボール・タイムズ】
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先週も強かったソフトバンク。今季最長の8連勝で貯金を今季最多の14とした。投手陣では7回無失点で5勝目を挙げた千賀、復帰登板で来日初勝利を挙げたムーア、打線では柳田、中村晃らの働きも見事だったが、それ以上に中継ぎで2試合に登板して計4イニングを無失点に抑えた松本を評価したい。高卒6年目を迎えたドラフト1位右腕。8月20日に一軍再昇格を果たして2試合は失点を重ねたが、26日のオリックス戦では1点ビハインドの7回から3番手としてマウンドに上がると、無安打無失点の好投でチームのサヨナラ勝ちに貢献。29日の日本ハム戦では1対0の6回から2番手として登板して2回を26球、打者6人から3三振を奪って無安打無失点のパーフェクト救援。これが記念すべきプロ初ホールドのマウンドとなった。
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首位チームが快走を続ける中、2カード連続の勝ち越しで4勝2敗と好調を維持したロッテ。最も大きかったのが、26日の楽天戦での勝利だろう。相手は開幕8連勝中だった涌井。2回に2点を奪ったのみだったが、先発の小島が1回、2回のピンチを切り抜けて波に乗ると、3回、4回と2三振ずつ、6回には中軸相手に3者連続三振で無失点を続け、7回を5安打無失点、計11奪三振の快投で価値ある勝利をつかんだ。大卒2年目の左腕。昨季はチームメイトだった涌井に今季3度目の直接対決で投げ合った。4勝目も昨季の3勝を上回る数字。甲子園で優勝投手となり、大学でもエース&主将を務めた男の実力が、今後もプロの舞台で発揮されていきそうだ。
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久々に本拠地で過ごした1週間だったが、結果はロッテ、西武を相手に2カード連続の負け越しと黒星が先行した楽天。その中で、松井が先発として2年ぶりとなる今季初勝利を挙げた。27日のロッテ戦。初回に2四球で1死1、2塁、3回には藤岡にヒットを許した後に、犠打と死球で再び1死1、2塁のピンチを背負ったが、この日の松井は崩れない。後続を抑え込むと、尻上がりに調子を上げて7回には3者連続の空振り三振で雄たけびを上げた。7回105球を投げて打たれたヒットは1本のみで、計11奪三振で無失点の快投劇。この日は15対0という一方的な試合で、5四死球にも課題を残し、次回以降のピッチングで真価が問われることになるが、まずは今季6度目の先発でつかんだ白星を大いに祝いたい。
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