パ・リーグ各球団の週間MVPは? 日本ハム・大田が打率.538と大当たり

ベースボール・タイムズ

西武・スパンジェンバーグは楽天との3試合で、11打数8安打の活躍を見せた 【ベースボール・タイムズ】

日本ハム:大田泰示

 2連勝の後に4連敗で負け越しとなった先週の日本ハム。投壊が目立った中、大田のバットが大爆発を続けた。西武を相手にした25日の第1戦、続く第2戦と1安打ずつを放ち、勝利に貢献すると、第3戦では今季7号2ランを含む3安打猛打賞をマーク。続くソフトバンク戦では、第1戦で2安打、第2戦で3安打を放つと、第3戦では今季自身2度目の4安打固め打ちを披露した。先週の6試合で計26打数14安打の打率.538の大当たりで、1本塁打5打点。6試合中5試合で1番打者を務め、リードオフマンとしての役割を十二分に全うした。願わくば、チームの勝利につながること。本拠地6連戦(楽天、西武)となる今週も爆発継続を期待したい。

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西武:スパンジェンバーグ

 日本ハムを相手に1勝2敗も、続く楽天相手には2勝1敗と勝ち越して3勝3敗と持ちこたえた先週の西武。巻き返した中で光ったのが、スパンジェンバーグだった。日本ハム3連戦でも第2戦で今季7号3ランを放つと、楽天との3試合では計11打数8安打の大爆発。特に29日の第2戦では4打数4安打、第2打席で8号2ランを放ち、ノリンの来日初登板初勝利に大きく貢献した。1番打者でスタートし、8月中旬から下位打線に座っているスパンジェンバーグだが、これで8月は月間打率.330と調子を上げてきた。現在、借金6の5位に甘んじている“王者”西武。本領発揮のスパンジーが間違いなく9月反抗のキーマンの1人になる。

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オリックス:アルバース

 中嶋監督代行の下で3連勝スタートを切ったオリックスだったが、先週はソフトバンク相手に3連敗した後、ロッテにも2連敗。唯一の白星を挙げたのが、アルバースが先発した30日のロッテ戦だった。7月21日を最後に4試合にわたって白星から遠ざかっていたアルバースだったが、この日は立ち上がりから走者を背負いながらも力強いピッチングで得点を許すことなく、7回104球を投げて6安打無失点に抑える好投を披露した。チームが苦しいときに勝てる投手こそ一流の証。お立ち台では10号3ランを放ったジョーンズと並び立ち、チームメイトに感謝の言葉。9月はより多くの勝利を届けてもらいたい。

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著者プロフィール

プロ野球の”いま”を伝える野球専門誌。年4回『季刊ベースボール・タイムズ』を発行し、現在は『vol.41 2019冬号』が絶賛発売中。毎年2月に増刊号として発行される選手名鑑『プロ野球プレイヤーズファイル』も好評。今年もさらにスケールアップした内容で発行を予定している。

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