セ・リーグ各球団の週間MVPは? 巨人・戸郷が快投、広島・長野は3発8打点
セ・リーグ各球団の週間MVPは? 【写真は共同】
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2勝3敗1分けと負け越した先週の巨人だが、その中で高卒2年目右腕・戸郷が快投を演じた。前日の試合をエース・菅野で奪って迎えた阪神との8月5日のカード第2戦に先発。聖心ウルスラ学園高2年夏以来、プロ初の甲子園のマウンドに上ると、序盤から快調にアウトを重ね、2回、3回は無安打投球。4回に無死1、2塁とされたが、大山を138キロのスライダーでセンターフライ、続くボーアを150キロのストレートでショートゴロ併殺打に仕留めてピンチを脱出。5回、そして7回はアウトすべてを三振で奪い、7回まで阪神打線を2安打無失点に抑え込んだ。8回に連続安打を許した時点で救援を仰ぎ、失点1が記録されたが、8回途中を4安打1失点で計10奪三振の好投で、自身7月15日以来3試合ぶりの今季4勝目を挙げた。長らく、“菅野の次”が課題だった巨人だが、「もう見つかった」と言えるパフォーマンスだった。
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ハマのリードオフマンとしての期待を背負う神里が、気温上昇とともに元気いっぱいで戻ってきた。8月4日の中日戦で「2番・センター」で自身7月16日以来今季2度目のスタメン出場を果たすと、4安打固め打ちの大暴れ。「今日1日で終わったら意味がない」と力を込め、翌日以降も1番・梶谷の後の2番に座って鋭い打球を連発。6日には「体が反応してくれた」とライトへ今季1号アーチを放つと、8日のヤクルト戦では3安打。先週の全6試合でヒットをマークし、8月は26打数12安打の打率.462。5勝1敗で2位浮上&首位追撃態勢に入ったチームの起爆剤になった。
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「二軍の帝王」と言われた塩見が、調子を上げた。8月4日からの広島3連戦では2番打者としてスタメン出場。第1戦での2安打はともに内野安打だったが、第2戦では第4打席にレフト前ヒットを放つと、続く第3戦では第5打席でフェンス直撃のタイムリー2塁打を記録。そしてDeNAとの3連戦では5番打者として出場し、第1戦で右中間へ5号2ランを含む2安打2打点の活躍を見せると、第3戦でも2安打をマーク。先週の6試合をチームは2勝4敗と苦しんだが、塩見自身は6試合中5試合でヒットを放ち、計21打数9安打の打率.429、1本塁打、3打点。2軍再調整中の山田哲人の復帰が待たれる中、燕打線の中で存在感を高めている。
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