甲子園過去2大会で18打数10安打の強打者 作新学院・横山が木製バットで挑む夏
ミート力、長打力両方の向上にむけて、木製バットを使うことにこだわる横山 【撮影:大利実】
1年夏、2年夏の甲子園に外野手で出場し、通算18打数10安打。2年夏にはU-18W杯の日本代表に選ばれ、アメリカ戦では木製バットでホームランを放つなど存在感を示した。高校通算24本塁打。ミート力とパンチ力を備えた右の強打者として注目を集めている。
打撃のこだわり、新チームから務めるキャッチャーのこと、代替大会への思い、進路についてなど、さまざまな角度から話を聞いた。
1年夏の甲子園で衝撃デビュー
キャッチャーとして、バッターとして、120パーセントの力で取り組んだトレーニングの成果を、この夏に披露したいと意気込む横山 【撮影:大利実】
「結構、言われます。嬉しいです」
1年夏、甲子園のデビュー戦は、藤原や根尾昂(中日)がいた大阪桐蔭だった。1対3で敗れたが、一番ライトでスタメン出場を果たした横山は強烈な印象を残した。1回表、プレイボール直後の初球を迷いなく振り切り、柿木蓮(日本ハム)から三遊間を鋭く抜くヒットを放った。
「先輩から『初球を狙っていけ』と言われていて、思い切り振ることができました。甲子園に2度出させてもらった中で、一番思い出に残っているのがあの打席です」
驚いたのが、夏の栃木大会ではメンバー外だったことだ。横山の攻撃力を買っていた小針崇宏監督が、甲子園からメンバーに入れ、一番打者に抜てき。1年生が、甲子園デビュー戦の1回表の初球に、結果を恐れることなくバットを振れる。肝っ玉が据わっていなければ、できることではない。
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