SB柳田はタイトルを獲る? ライバルは誰? 高木豊・片岡・里崎がパ打撃レースを占う
昨オフ新たに7年契約を結び、事実上の「生涯ホークス」となった柳田。再出発のシーズンで打棒爆発なるか 【写真は共同】
YouTuberとしても人気の高木豊・片岡篤史・里崎智也の3氏に、パ・リーグ打撃タイトル予想をしてもらいました(※予想対象タイトル…首位打者、本塁打王、打点王、盗塁王)(取材日:3月5日)。
里崎氏が挙げたのは盗塁王。まさかの秘策を披露しました(取材日:3月5日)。
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里崎「柳田は怪我さえなければ三冠王」
高木、片岡、里崎各氏のパ・リーグ打撃タイトル予想 【スポーツナビ】
過去2度の首位打者に輝き、3度のシーズン30本塁打をマークした柳田だが、昨季は左膝裏故障の影響でわずか38試合の出場にとどまった。同オフには右肘の手術を行い、今季はここまでスロー調整を続けている。一軍合流も3月末と、無理をしていない様子だ。
それでも高い評価は揺るがず、高木氏は「選球眼の良さは健在」と首位打者獲得の根拠を語れば、里崎氏も「怪我さえなければ三冠王のチャンスあり」とコメント。開幕延期も追い風にしそうな“ギータ”の一振りに注目したい。
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ライバルは山川、金子の出塁も鍵
柳田のライバル一番手に挙がる山川。今季から背番号3に変わったレオの大砲は、3年連続のホームランキングを目指す 【写真は共同】
2年連続ホームランキングの大砲に対し、片岡氏が「(キャリアハイの)50本塁打を期待」とさらなる成長を促せば、高木氏も「ホームランの数が打点王につながる」とキャリア初の打点王獲得を予想する。
山川の打点増について鍵を握るのが、金子侑司の存在だ。昨季は自身2度目の盗塁王に輝いた金子だが、今季から秋山翔吾(レッズ)の抜けた1番を務めるにあたって、さらなる出塁率の向上が求められる。片岡氏も「出塁率を上げれば盗塁王確実」としており、山川の結果にも影響を与えそうだ。
里崎氏は柳田、周東のソフトバンク勢2人で主要タイトルを独占すると見ている 【スポーツナビ】
近藤は2年連続打率3割をマークし、昨季は自身初のタイトル・最高出塁率(.422)を獲得。球界随一の選球眼とバットコントロールで首位打者に輝くか。浅村には「移籍2年目でチームに慣れ、タイトル獲れば優勝も」と、そのバットがチーム成績に直結することを片岡氏は指摘している。
プレミア12での快足ぶりが記憶に新しい周東について、里崎氏は「成長すればチャンス」とコメントした。昨季は主に代走として、リーグ5位の25盗塁を記録。打撃の確実性や守備力の向上など課題はあるが、走塁技術は誰もが認めるだけに、まずは定位置の確保に全力を尽くしたい。
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