DeNAの2投手に“鉄板”の予想! 高木豊・片岡・里崎が語るセ個人タイトル
DeNA不動の守護神である山崎康晃。今季も順調にいけば数多くのセーブを稼ぐだろう 【写真は共同】
YouTuberとしても人気の高木豊・片岡篤史・里崎智也の3氏に、セ・リーグ投手タイトル予想をしてもらいました(※予想対象の投手タイトル…最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最多セーブ)。
全員が一致して「最多勝」を予想。果たして、誰を挙げたのか!?(取材日:3月5日)
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山崎康晃は“鉄板”な一方で……
高木・片岡・里崎各氏のセ・リーグ投手タイトル予想 【スポーツナビ】
今永は4年間のプロ生活でタイトル獲得経験こそないものの、昨季は自己最多の186奪三振をマーク。プレミア12でも奪三振ショーを披露した左腕に対して、「コントロールの良さが魅力」(高木氏)、「ストレートのスピードに加えて変化球の精度が上がった」(片岡氏)と絶賛。投手に必要な要素が高いレベルで備わっており、初のタイトル獲得は現実的と見ていい。
一方の山崎はプロ5年間通算で163セーブを挙げ、昨季まで2年連続して最多セーブのタイトルを獲得している。3氏も「実績十分」「今年も健在」と、“鉄板”の予想ぶりだ。唯一懸念があるとすれば、「怪我だけが怖い」と片岡氏が語るとおり、故障による離脱か。シーズン60試合程度の登板に加え、近年はポストシーズンや侍ジャパンでのマウンドも踏んでいるため、経年劣化からの故障も考えられる。実力を示すだけでなく、入念なケアや起用法もタイトルに向けて影響するだろう。
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巨人、広島のエースにも高評価
セ・リーグの投手タイトル、MVP・新人王予想について語る片岡氏。山崎康晃のセーブ王に太鼓判を押すが、「怪我だけが怖い」と懸念も示す 【スポーツナビ】
菅野を最優秀防御率に予想した里崎氏は「怪我がなければ筆頭候補」と高く評価。過去同タイトルを4度受賞している巨人のエースに期待を寄せる。
他方、大瀬良の最多勝を予想した片岡氏は「エースとしての安定感」を理由に挙げる。「奪三振が多く、与四球が少ない」という好投手の条件を体現した投球で、2年ぶりのタイトル奪取なるか。
新人王予想は森下で一致
高木・片岡・里崎各氏のセ・リーグMVP・新人王予想 【スポーツナビ】
MVPはチームの成績とリンクすることが多いため、優勝予想に紐付ける予想が見受けられた。ソト(DeNA)を挙げた高木氏は「優勝と本塁打王獲得」を理由とし、柳裕也(中日)を挙げた里崎氏は「中日を優勝予想しているので、その中から選んだ」とした。ちなみに、里崎氏は柳の最多勝を予想しており、チーム9年ぶりの優勝に柳が大きく貢献する青写真が見えているのだろう。
新人王予想は広島のドラフト1位・森下暢仁で一致。「右の本格派で魅力」(片岡氏)、「現状では筆頭」(里崎氏)と、即戦力ナンバーワン右腕への評価は高い。150キロ前後の直球、豊富な変化球、フィールディングのうまさなど評価ポイントが多く、順調にいけば大本命なのは間違いなさそうだ。
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