城島健司氏にホークスが期待すること 目指すのは“王イズム”の伝承
王会長の熱心な誘いに応えて15年ぶり復帰
ソフトバンクの「会長付特別アドバイザー」として1年契約を結び、記者会見する城島健司氏 【写真は共同】
「15年ぶりのホークス復帰」
ユニホームを着ることはないが、来季は会長付特別アドバイザーというポストで常勝軍団を支えることになった。
「王さんが野球の原点、考え方をすべて教えてくれた。今の自分が少しでも力になれたらと思って(就任を)決めた」
2012年を最後に現役を退いてから「一度も現場で生の野球を見ていない」というが、「そんな自分に熱心に(球界復帰の)話をしてくれた」というのが王貞治会長だった。
大学進学を決めていた城島氏を04年のドラフト会議で1位指名し、懸命に口説き落としたのも王会長。翌年からホークスで指揮を執ることが決まっていおり、監督と選手という立場の違いはあったが、ともにホークスの“同期生”として苦楽を共にし、チームを常勝軍団へと変貌させていったのだ。
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