無敗戴冠サリオスに世界のムーアも太鼓判 武豊5度目の2着「勝てると思ったが……」
3戦3勝、レースレコードでGI勝利
今回の勝利でサリオスはJRA通算3戦3勝、重賞は10月のGIIIサウジアラビアロイヤルカップに続く2勝目。騎乗したムーアは2013年アジアエクスプレス以来となる朝日杯FS2勝目、同馬を管理する堀宣行調教師は同レース初勝利となった。
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「正直、この馬で勝てなかったら残念」
「調教で初めてサリオスに乗って、すごくいい馬だと思いました。体も出来上がっているし、バランスもいい。それに賢い。正直、この馬で朝日杯FSを勝てなかったから残念だというくらいの気持ちで臨んでいました」
ゴールドドリームで制した2017年チャンピオンズカップ以来、およそ2年ぶりのJRA・GI勝利となった世界の名手ムーアも、手放しでこの若き才能の塊を絶賛する。レースも「思い通り」だったと振り返った。
「スタートも良くて、自分から好位を取りに行ってくれたし、道中も無理せず運ぶことができました。コーナー、コーナーでちょっと幼いところを見せはしましたが、直線はしっかり伸びてくれましたね。強い勝ち方でしたし、他馬を引き離すことができたと思います」