桐蔭学園ラグビー部はなぜ毎年強いのか 高校3冠を狙う「東の横綱」

斉藤健仁
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松島幸太朗ら多くの名選手を輩出

「東の横綱」として、毎年のように全国大会で上位に進出している桐蔭学園 【斉藤健仁】

 今年も12月27日から来年1月7日にかけて東大阪市花園ラグビー場で、99回目を迎える「花園」こと全国高等学校ラグビーフットボール大会が行われる。今年度の花園で史上3校目の“高校3冠”を狙うのが「東の横綱」こと桐蔭学園(神奈川)だ。

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 桐蔭学園は東福岡(福岡)、東海大大阪仰星(大阪)などとともに、高校ラグビー界をリードしてきた。この10年で優勝1回(東福岡と同時優勝)、準優勝4回、3位2回を誇り、今年は春の選抜大会で3連覇を達成し、夏の7人制ラグビーの大会も制した。またワールドカップで活躍した日本代表WTB/FB松島幸太朗の母校としても知られ、早稲田大キャプテンSH齋藤直人ら多くの名選手を輩出している。

 高校ラグビー界は2000年代に入ってから関西以西のチームが強く、「西高東低」と言われて久しい。その中で桐蔭学園はどうして、強さを維持することができているのか。
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著者プロフィール

スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーとサッカーを中心に執筆。エディー・ジャパンのテストマッチ全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」、「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「ラグビー「観戦力」が高まる」(東邦出版)、「田中史朗と堀江翔太が日本代表に欠かせない本当の理由」(ガイドワークス)、「ラグビーは頭脳が9割」(東邦出版)、「エディー・ジョーンズ4年間の軌跡―」(ベースボール・マガジン社)、「高校ラグビーは頭脳が9割」(東邦出版)、「ラグビー語辞典」(誠文堂新光社)、「はじめてでもよく分かるラグビー観戦入門」(海竜社)など著書多数。

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