ゴンザガ大コーチが魅せられた八村塁 苦労の果てに飛躍した理由
先の開幕戦で「ダブルダブル」をマークした八村に、ゴンザガ大のロイドコーチは頬を緩めた 【Getty Images】
開幕戦から一夜明けた24日(現地時間)、ゴンザガ大のトミー・ロイドアシスタントコーチから連絡があった。試合を生中継で見ることはできなかったそうだが、教え子の八村塁(ウィザーズ)がNBAのデビュー戦で14得点10リバウンドの「ダブルダブル」をマーク。ハイライト映像を見ながら、頬を緩めた。
※リンク先は外部サイトの場合があります
初対面から成功を確信
そんな彼が初めて八村を見たのは「2014年にドバイで行われたU-17FIBA選手権のハイライトを見ているとき」だったという。何の予備知識もなかったが、「この選手は……」とメモに“RUI HACHIMURA”と走り書きした。
「オフェンスだけがすごいとか、ディフェンスだけがすごいとか、そういう偏った選手ではなく、総合力に優れた選手だった。そして、ひとつひとつのプレーのレベルの高さが画面を通してはっきり伝わってきた」
ロイドは、さっそく仙台へ飛ぶ。直接、八村を見るためだ。
「初対面のあのとき、あいさつをしながら冗談っぽく、『もしゴンザガ大の奨学金が欲しいなら、今日、それにふさわしいプレーを見せてくれ』と言ったんだ。そしたら、期待以上というか、こちらの想像をはるかに超えるプレーを見せてくれた(笑)。そのときから今を疑わなかったよ」
そうした経緯を経て正式にリクルーティングが始まったわけだが、改めて当時のことを「八村の中に、プレー以上に魅せられたものがあった」と振り返る。
続きはスポーツナビ公式アプリ(無料)で読むことができます。
- アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
- Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
- iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。
- 前へ
- 1
- 2
- 次へ
1/2ページ