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プレミアリーグ2019-20
アーセナルに復活の兆し
エメリ政権2年目の「希望」

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今季のアーセナルはひと味違う。ここまで全公式戦を通じて5勝2分け1敗。トッテナム戦とアストン・ビラ戦では、いずれも窮地に立たされながら勝負強さを見せ、貴重な勝ち点をつかんだ
今季のアーセナルはひと味違う。ここまで全公式戦を通じて5勝2分け1敗。トッテナム戦とアストン・ビラ戦では、いずれも窮地に立たされながら勝負強さを見せ、貴重な勝ち点をつかんだ【Getty Images】

 アーセナルがポジティブな序盤戦を送っている。欧州王者のリバプールには力負けしたが、これが唯一の敗北で、近年欠けていた粘り強さも見せている。ウナイ・エメリ政権が2年目を迎えたチームには、実際、希望を抱かせる要素が少なくない。新戦力の活躍、若手の台頭、さらに戦術の浸透も着実に進んでいる。リバプールやトッテナムが力をつけてきたこともあり、ここ数年は成績が振るわず、リーグ内での存在感が薄れていたが、久しぶりに楽しみなシーズンになりそうだ。

一人少ない状況で終盤に逆転

 ノースロンドン・ダービーがハーフタイムを迎えようとしていた時、アーセナルは2点を追っていた。今季のプレミアリーグ第4節、トッテナム戦は0−2で前半を終えようとしており、ホームチームの“ガナーズ”(アーセナルの愛称)は連敗の危機に直面していた。


 それは、近年の英国の首都におけるパワーバランスをそのまま反映しているようだった。昨季のチャンピオンズリーグ(CL)で準優勝したトッテナムと、過去3シーズンのプレミアリーグでその宿敵の後塵を拝したアーセナル。2016−17シーズンを最後にCLの舞台にも立っていないアーセナルは、この試合でもこのまま敗れてしまうのではないかと思われた。


 ところが、その午後はこれまでとは違った。前半のアディショナルタイムにアレクサンドル・ラカゼットが1点を返すと、後半にはピエール=エメリック・オーバメヤンが同点ゴールを決めて引き分けに持ち込んだのだ。


 翌節のワトフォード戦は2点を先行しながら追いつかれる真逆の展開となったが、第6節アストン・ビラ戦では再びたくましさを見せた。前半41分にエインシュリー・メイトランド=ナイルズが退場となり、一人少ない不利な状況での戦いを強いられたアーセナルは、2度先行を許す苦しい展開から終盤の2ゴールで逆転勝利を収めたのだ。


 さらにヨーロッパリーグ(EL)では白星スタート(ドイツのフランクフルトを3−0で撃破)。リーグカップの初戦でも、フットボール・チャンピオンシップ(2部)のノッティンガム・フォレストを5−0と寄せつけなかった。今季のガナーズはここまで好印象を残しており、ファンに期待感を抱かせている。

リチャード・ジョリー

スポナビDo

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