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モナコGP、勝利の絶対条件はフロントロウ
レッドブル・ホンダ、獲得の確率を占う

歴代王者の後を追う、若きドライバーの可能性

フェルスタッペン(右)とガスリーは、モナコGPでチャンスがある、と囲みインタビューなどで語っている
フェルスタッペン(右)とガスリーは、モナコGPでチャンスがある、と囲みインタビューなどで語っている【Getty Images】

 カリエ氏と同様に予想するのは、ドイツ人のベテランジャーナリスト、アヒム・シュラング氏。マシン差を考慮すると、フロントロウ獲得の確率は15%で、セカンドロウ獲得の確率は80%程度あると見る。シュラング氏は、ニキ・ラウダ、アイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハといった歴代チャンピオンを現役時代から多く取材してきた。


「今シーズン、フェルスタッペン、レッドブル、そしてホンダのケミストリー(相性)はうまく機能したと思う。セナ、シューマッハ、ベッテル、ハミルトンと、過去に王者を獲得したドライバーたちは、皆ワークスチームと呼べるチームに在籍時、大きく飛躍している。強いチームと、そこにエンジンを供給する自動車メーカーのトッププライオリティチーム、その関係性は、ドライバーにもより高い能力を求める。つまり良きケミストリーが働くんだ。そうした経験を若いうちにすることで、ドライバーは強くなり、大きく成長する。フェルスタッペンは21歳。まさにその最中にいる。そして、モナコGPで結果を出すことでさらに成長するだろう。ただし、いまのメルセデスとのマシン差は、いかんともし難い。もし、メルセデスのドライバーのどちらかが、小さなミスを予選で犯した場合、フェルスタッペンのフロントロウ獲得はあり得るだろうと思い、この確率にした。セカンドロウはミスさえなければ、ほぼ行けるのではないだろうか」


 果たして、予選順位はどうなるのか。66回目を迎えたモナコGP。もしレッドブル・ホンダ、トロロッソ・ホンダは4台ともにQ3まで進出することができたら、そのポテンシャルは今後メルセデスやフェラーリを追いかけるに十分なものと判断できるはずだ。1992年の、あのセナとナイジェル・マンセルとの激闘以来となる、勝利をぜひとも見てみたい。そのためにも、今回の予選は注目に値する。

田口浩次

スポナビDo

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