50歳オーバーがシャローイングに挑戦なんて無謀? スイング改造できるのは何歳まで?

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【もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話】

加齢により柔軟性も筋力量も低下することが一般的に知られていますが、それとスイング改造の限界年齢とは関係ないと私は考えています。体の状態に合わせて、スイングを適宜適切に改造していくことで、ラウンドのスコアを維持することができると考えています。また、柔軟性と筋肉量の低下への対抗策として、ストレッチと筋トレは何歳からでも効果が期待できますよ!

50歳からシャローイングに挑戦! これって無謀なの?

先日ゴルフ友達とラウンドした時にこんな話になりました。

ゴルフ友達から「お互い来年50歳になるね。55歳ぐらいを境に柔軟性が加齢によって低下するとよく聞くよね。スイング改造するなら、柔軟性が低下する55歳よりも前の方がいいのかな? シャローイングに挑戦しようかと思っている」と聞かれました。みなさんなら、どのように答えますか? 考えてみましょう!

私は「一般的には柔軟性は20代をピークに低下基調で、50歳を過ぎると低下ペースが加速するというのが一般論である。でも柔軟性の低下とスイング改造は別の話だと思う。そもそも体の柔軟性が制約になってシャローイングの動きができないなら、無理せずあきらめた方がいいけど、そうでないならスイング改造は年齢と関係なくできると思う」と答えました。

さらに、「加齢で体が硬くなってしまえば、それに合ったスイングに改造する必要がある。例えば、体が硬くなって回転しないようになってきたら、よりフラットなスイングに改造しないと飛距離が落ちてしまうことになる。体のパフォーマンスは加齢とともに落ちていくので、常に何かを変えていかないとラウンドのスコアを維持するのは難しいと思う」と付け加えました。

ストレッチと筋トレは何歳からでも効果がある!

柔軟性と同様に、加齢とともに低下するのが筋力量です。一般的には、筋肉量も20台をピークに減少しはじめ、50代から減少スピードが加速すると言われています。50歳を超えてから飛距離が急に落ちたと言うゴルファーが多いのは柔軟性と筋肉量の低下が原因と考えられます。

でも、ストレッチと筋トレは何歳からでも効果があるということを知っていますか? 高齢者の方がストレッチで柔軟性を高めたり、筋トレで筋肉量を増やすことができることは医学的にも証明されています。何もしなければ低下してしまう柔軟性も筋肉量も、適切なストレッチと筋トレを継続すれば、維持することはもちろん改善させることもできます。

何歳からでも効果が期待できるからと言って、減少ペースが加速する50代になるまでほったらかしにするのはもったいないと思いませんか?思い立ったらすぐに始めるのが一番効果があると私は信じています。

でも、無理は禁物ですよ。何年も何もしていなかった方がいきなりストレッチやトレーニングをするとケガをしてしまう可能性があります。ストレッチも筋トレもプロのトレーナーがいますので、お金はかかりますが、最初のうちはトレーナーにストレッチや筋トレのやり方や適切な負荷のかけ方を教えてもらって、慣れてきたら自分だけでトレーニングするようにするのがオススメです。

適切な方法と負荷がわからずにやみくもにストレッチとトレーニングを行っても、非効率で場合によっては効果が出ないこともあります。

私も四十肩になった時に加齢による体の衰えを実感しました。医者に行っても「加齢だからしょうがないですよ」と言われるだけです。年齢を理由にあきらめることはいつでもできますが、あきらめが悪いのか、過去数年にわたって筋トレやストレッチを行っています。まだストレッチも筋トレをしていない方はぜひ始めてみてください!

それでは、引き続きアマチュアゴルファー目線で役立つ記事を投稿できればと思っていますので、次回の投稿を楽しみにお待ちください。

プロフィール
もう少しでシングル
(ペンネーム)
東京都内在住の40代のサラリーマンゴルファー。2011年にゴルフを始め、現在のJGA/USGAハンディキャップは7.5。2020年にはヘッドスピードアップにチャレンジし、42.4m/sからスタートし、61.0m/sまでアップ。2020年からシングルプレーヤーになる過程を記録するために、ブログ「シングルプレーヤーへの道は遠い?」を運営。
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著者プロフィール

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