MEIさん 3年の活動を終えM☆Splash!!を卒業 父が見守るラストステージで卒業挨拶
【卒業挨拶をするMEIさん ©️C.L.M.】
2024シーズンメンバー最後のステージとなる同公演は、今季で卒業する15名のメンバーにとってM☆Splash!!として最後の活動。
同球団の黒木知宏コーチを父に持つメンバーのMEIさんも同公演で卒業を迎えるひとりで、最終公演となる15日には、MEIさんのM☆Splash!!として最後の晴れ舞台を見届けに駆けつけた黒木コーチの姿があった。
【卒業公演に駆けつけた黒木知宏コーチとMEIさん ©️PLM】
「厳しい状況のなかに飛び込んでいったと思います。ですが、そのなかでも自分のやりたいことをしっかりと全うしている姿も見ることができました。家にいるときでも試合は必ず見てチームの勝敗や状況は把握していましたし、メンバーみんながホームゲームではない日もチームと一緒に戦っている、そういう思いで応援しながらパフォーマンスしていると聞いていました。本当に野球に没頭した3年間だったんじゃないかなと思います」
続けて、
「僕も恥ずかしいですよ、なかなかこういうところに来るのはね。妻も『最後だから見に行ってあげようよ』ということで今日は来ました。一緒に戦ったメンバーが最後のステージを見せてくれるということで、そういう思いを感じながら2時間のショーを見たいと思います」
3年間目にしてきた娘の姿を思い浮かべながら、父として、また“ジョニー黒木”として想いを話してくれた。
MEIさんは「いつも応援してくださったみなさん、支えてくださったみなさんに感謝の気持ちを込めて全力でパフォーマンスをします。全員が主役なので、全員が一瞬一瞬輝けるようにパフォーマンスを全うしていきたいと思います」
そう意気込みを口にし、ラストステージに挑んだ。
【「M☆Splash!! 2024 Last Revue」の様子 ©️C.L.M.】
【「M☆Splash!! 2024 Last Revue」の様子 ©️C.L.M.】
ソロダンスの披露やコーナーMCなど、さまざまな場面でLast Revueを盛り上げたMEIさん。最後はこんな言葉で自身のM☆Splash!!としての活動を締め括った。
【卒業挨拶をするMEIさん ©️C.L.M.】
「今この瞬間まで卒業する実感がわかずにいました。私はダンスが大好きで、そして何よりもマリーンズが大好きで、それが全部詰まった『M☆Splash!!』という場所が憧れになり、目標になり、そして想いを叶えることができました。
4年前、オーディションを受けようと準備をしていたけど、新型コロナウィルスの影響で受けることができず、どうしようと考えた結果、検索して調べた千葉ロッテマリーンズに関わる4カ所の電話番号に電話し、直談判して全部振られたことを最近のことのように思い出します。
そして晴れて合格。覚悟を決めて入団したこのM☆Splash!!ですが、ジョニー黒木という父を持つ私は、プレッシャーや重圧に押し潰されそうになり、応援と共に心ない言葉を聞くこともありました。正直辛くて本当は1年で辞めようと思っていました。
でもそんなときに“パフォーマーのMEI”として見てくれた長峰コーチ、マネジメントのみなさん、球団関係者のみなさん、そして今まで一緒に踊り、戦ってきてくれたメンバーのみんな、本当に本当にありがとうございます。私はみんながいたから3年もM☆Splash!!としてマリーンズを応援することができました。形は変わりますが、私は一生マリーンズファンであることをここに誓います。
そして最後に。ダンスを与えてくれて、野球というスポーツを教えてくれて、マリーンズというチームを愛し、戦うことを教えてくれたパパとママ。本当にありがとう。おかげで私はこんなにすてきな場所ですてきな仲間に出会いパフォーマンスをし、たくさんのファンに出会うことができました。
これからは形は変わりますが、変わらずマリーンズを第一線で応援する活動をしていきたいという夢があります。これからも千葉ロッテマリーンズ、新生M☆Splash!!をよろしくお願いします。本当に3年間ありがとうございました!」
【©️C.L.M.】
取材・文 池田紗里
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