モナコの女神はホンダに微笑むのか? ドライバーから見た優勝の可能性
100%の力を発揮してはいけない
フェルスタッペンが史上最年少デビューしてからすでに5年目。これまで5勝、25回の表彰台を獲得しているが、いまだポールポジションはない。次世代チャンピオンの筆頭候補として抜け出すためにも、モナコGPでの初ポールポジション、初勝利を狙いたい 【Getty Images】
しかし、モナコGPだけは、マシン差が解消される。とくに解消されるのはパワー差。なにしろアクセルを全開にできる区間がほとんどない。その昔、アイルトン・セナは、当時のターボエンジンは突然パワーが出る仕様だったため、あえてそのパワーを低くするよう、ターボの圧力を低くする指示をしたほど。つまり、パワーよりも乗りやすさ、反応の良さが、モナコGPでは重要ということだ。
ドイツ人ジャーナリスト兼フォトグラファーのゴリス・ルーカス氏はモナコGPで勝てるドライバーの特徴についてこう説明する。
「アイルトン・セナ(6勝)、ミハエル・シューマッハ(5勝)、ニコ・ロズベルグ(3勝)。この3人のドライバーはモナコGPとの相性が非常に良いドライバーで、実際に自分がこの目で勝つ瞬間を見てきたドライバーたちだ。このモナコGPで勝てるドライバーにはひとつの共通点がある。それは、一度たりともマシンの限界100%で走らないこと」
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