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長友佑都手記『ありのままの自分』
ガラタサライを支えるファンの「熱量」

ファンは人生を懸けて応援してくれる

今回は僕の所属するガラタサライというクラブについて、皆さんに紹介します
今回は僕の所属するガラタサライというクラブについて、皆さんに紹介します【Getty Images】

 こんにちは。ガラタサライの長友佑都です。


 後十字靱帯(じんたい)のけがは、順調に回復し今はチーム練習に合流して完全復帰しました。ここまでリハビリも順調だったし、まずはコンディションを優先し、チーム練習をしながらしっかりと整えて、試合に出場する準備をしていきます。


 さて、今回は僕の所属するガラタサライというクラブについて、皆さんに知ってもらいたいと思います。


 まず何といってもファンの「熱量」がすごい!


 こんなにも熱く応援してくれるファンがいるんだと驚かされました。初めてのホーム戦では、ファンの熱に鳥肌が立ったことをよく覚えています。ファンの熱量は、イタリアをはるかに超えていました。ファンは人生を懸けて僕たちを応援してくれていて、どうやったら1つのチームをこの熱量で応援できるのかと思うほど。トルコのサッカー文化もあるかもしれませんが、そこまでの熱量を引き出したガラタサライというクラブの歴史はすごいなとあらためて思います。

ビッグクラブを渡り歩いた選手たちが絶賛

クラブハウスに飾られている写真。名だたる選手たちがガラタサライを絶賛していました
クラブハウスに飾られている写真。名だたる選手たちがガラタサライを絶賛していました【写真提供:長友佑都】

 ガラタサライについては、僕自身も移籍の際にクラブの歴史や成り立ちを調べました。インテル時代のチームメートであるスナイデルやフェリペ・メロの他に、マンチーニなどの関係者にも連絡を取って、彼らにもどんなクラブか聞いたりしましたが、みんな口をそろえて絶賛していたね。


「すぐにでもガラタサライに行け! 気にいるし、きっと好きになる。何も考える必要はないよ」


 そんな言葉を掛けられました。こうやってクラブのことを聞くと、何かしらチームの懸念点が聞こえてくることがほとんどですが、ガラタサライの場合はそれが全くなかった。しかも、ビッグクラブを渡り歩いた選手たちが絶賛している。クラブの環境、ファンの熱量、そしてトルコの人々の温かさなど、全てが彼らにこう言わせたんだと思います。これは本当にすごいことだと思っています。

チームが持つ「トルコナンバーワン」のプライド

ガラタサライは名実ともに、トルコのナンバーワンクラブです
ガラタサライは名実ともに、トルコのナンバーワンクラブです【写真提供:長友佑都】

 クラブに加入した際には「イタリアを含め、世界で戦ってきた経験をチーム、チームメートに伝えてほしい。日本人らしい”サムライスピリッツ“でプレーしてほしい。そんなプレーが見たい」と言われました。


 ガラタサライは名実ともにトルコのナンバーワンクラブで、そこは絶対に譲れない。それはガラタサライの歴史が物語っているし、現時点で戦っているリーグでもそう。「トルコではナンバーワン」というプライドがあるチームだと常に感じています。選手はもちろん、ファン、チーム関係者、スタッフも「ガラタサライである」というプライドと誇りがすごく強い。特にチームにいるトルコ人はすごいですね。

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