西武ウグイス嬢が語る、杉谷とのやりとり 「最初は名前を言っただけなのですが…」
「それぞれに、球春。」というテーマで、春を迎える野球関係者のインタビューによって構成されています。
そのCM映像には収まり切らなかった、インタビューの全編を特別に公開します。
第2回は埼玉西武の本拠地・メットライフドームで場内アナウンスを務め、杉谷拳士選手(北海道日本ハム)への愛情あふれる“いじり”で珍プレー大賞を受賞した、鈴木あずささんの思いをお届けします。
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鈴木さんの仕事内容は?
【画像:スポーツナビ】
今の仕事についてお話しすると、試合のある日はもちろんアナウンスが基本ですが、それ以外にも事務仕事をしたり、月末には経理事務・交通費精算なども担当しています。アナウンスはいろいろある業務の一部で、わりと何でもやりますね。
この仕事をするようになったきっかけは?
学生の頃からプロ野球を見ることが好きで、いつかこういう仕事の現場に行ってみたいなという気持ちはあったのですが、公募の結果、縁あってこの場にいます。北海道出身なので、ライオンズを見る機会はなかなかありませんでしたが、日本シリーズで強かった姿を見て、いいなと思ったのは覚えています。
アナウンスをしていてうれしいのは、やっぱりお客様がすごく入ってくださって、選手がヒットを打って、自分のアナウンスが聞こえないくらい歓声が鳴り響いている時。ちょっと震えるくらい感動しますね。あと、入った時から知っているルーキーの選手が活躍した時は、担任の先生のような気持ちで見てしまうので、とてもうれしくなりますね。
仕事をしていて大変なのは、シーズン中は特に生活全般に気をつけないといけないところ。これは声を使う仕事のすべての方に言えると思います。夏場のすごく暑い時以外はマスクをして外出しますし、少しでも喉に違和感があったら、常備しているアメをなめるようにしています。その反動で、シーズン終了から1月までは比較的好きなものを食べたり飲んだり、寒い中でも遊びに行ったりはしますね。