【BOATRACE】浜名湖 初代スピードクイーン優勝戦は平高奈菜が名前刻む決意!

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 ボートレース浜名湖の「PG1第1回スピードクイーンメモリアル」(優勝賞金1300万円)は24日、いよいよ最終日を迎え12Rで優勝戦が争われる。

 前日の5日目を振り返ると、1Rから8Rまでは北西からの追い風2~4メートルだったが、9R以降は西からの右横風と北西からの追い風が行ったり来たりだった。決まり手は逃げが10本と1コースが幅を利かせ、ほかはまくり差しが2本。配当面では、1コースが2着に敗れた9・10Rで2万円台の3連単万舟券が出現した。

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 準優第1弾の10Rは、スロー3艇が1マークで握り合い、5コースの山川美由紀(香川出身・香川支部58歳)【写真上・中央】がまくり差しで突き抜けた。1コースから先マイした川野芽唯が2着でゴール。山川は「自分でもビックリしました」と驚きの表情。「4番(清水沙樹)がまくりに行く想定だったけれど、1マークはガラ空きでした。展開が良かったですね」とラッキーだったことを強調していた。仕上がりについては「やっぱり上位の人とは足の差があると思ったので、(プロペラを)自分のたたきたい格好に調整しました。乗りやすさだけはあります」と説明した。

 山川は最後に「初代クイーンに輝きたいです」と話したが、思い起こせば、2017年3月に新設された第1回G2レディースオールスターの覇者は山川だった。優勝戦も“初もの”に強い一面を発揮するか。

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 準優第2弾の11Rは、好枠の川井萌(静岡出身・静岡支部23歳)【写真上】が1コースから逃げ切り勝ち。2コースの岩崎芳美が一番差しで食い下がり優出切符をゲットした。地元でG1初優出を果たした川井は「一日、めっちゃ緊張していました」と吐露。「1マークは切り直したので差されたかなと思ったけれど、前へ進んでくれたし良かったです」と出足の良さが優出へ後押しした。ファイナルへ向けては「行き足を良くして優勝できるように頑張ります」と意気込みを語った。

 準優ラストの12Rは、4カドの田口節子が攻めていったがフライング。好枠の平高奈菜(愛媛出身・香川支部37歳)【冒頭の写真】が1コースから逃げ切り、5コースから最内を差した海野ゆかりが2着で最後の優出切符を手にした。平高は「足は良さそうですね。スリットから出ていく感じもありました」とニッコリ。浜名湖は2020年に第9回クイーンズクライマックスでティアラを戴冠している。「浜名湖はいい時と悪い時の落差が激しいけれど、しっかりと名前を刻んで帰ります」と初代スピードクイーンへ気持ちが高まっていた。

 優勝戦メンバーと通算のG1優勝実績は次のとおり。ちなみに今節の5日目までの最高タイムは、川野芽唯が2日目12Rで出した1分47秒3となっている。

<浜名湖 最終日 12R 優勝戦>
1枠 平高 奈菜(愛媛・香川)G1V1
2枠 川井  萌(静岡・静岡)G1V0
3枠 山川美由紀(香川・香川)G1V4
4枠 川野 芽唯(福岡・福岡)G1V1
5枠 岩崎 芳美(熊本・徳島)G1V1
6枠 海野ゆかり(広島・広島)G1V2
※()内は出身・支部の順

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