カープの3連覇達成のXデーを探る 悲願の本拠地胴上げが有力か!?
独走でリーグ優勝は「当確」
広島は18日のDeNA戦に勝ち、マジックを再点灯させた 【写真は共同】
開幕4連勝スタートを決めた後、4月7日から4連敗を喫したが、2度の5連勝で首位に立ち、3月、4月を17勝10敗の好スタート。その後、5月を11勝9敗1分、6月も12勝11敗と交流戦で苦戦したが、リーグ戦再開と同時に6連勝を飾って再び勢いに乗ると、7月を12勝5敗と突っ走り、2位チームとの直接対決にことごとく勝利して“出る杭を打って”首位を快走。8月もここまで10勝6敗1分けと白星を先行させるなど、王者の貫禄を見せ付けている。
現時点で最短優勝は9月7日。まだもう少し先に話にはなるが、2位に11ゲーム差を付けている現状とチームの安定感のある戦いぶりを考えると、逆転されてのV逸は考えにくい。球団史上初、セ・リーグでは巨人しか成し遂げていないリーグ3連覇を「当確」させた中で、今後の興味は歓喜のXデーが「いつ?」、そして「どこで?」という部分に移っていくことになる。
過去2年の優勝決定日を見ると
連覇を成し遂げた17年は、8月8日に球団史上最速で優勝マジック「33」が初点灯。翌9日に消滅したが、同15日に「27」で再点灯させると、同26日には「20」とし、9月1日から破竹の9連勝を飾って一気にマジックを減らすと、同13日に「2」、翌14日には「1」とした。この時点で本拠地胴上げに「2試合」のチャンスを残していたが、16日のヤクルト戦に敗れると、翌17日は台風接近で無念の試合中止。そして18日、残り「10」のカウントダウンから9試合目の阪神戦、場所を甲子園に移しての胴上げとなった。
ともに胴上げ投手は中崎翔太。9・10東京ドーム、9・18甲子園と来ただけに、今年は是非とも本拠地・マツダスタジアムでの胴上げを実現させたいところだ。