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中田監督「世界選手権で表彰台を目指す」
2018年度バレー全日本女子始動会見
2018年度の全日本女子メンバー18名が、新シーズンに向けて抱負を語った
2018年度の全日本女子メンバー18名が、新シーズンに向けて抱負を語った【写真:坂本清】

 日本バレーボール協会は17日、2018年度全日本女子バレーボールチーム「火の鳥NIPPON」の始動に際し、東京都内で会見を行った。会見には中田久美監督をはじめ、登録メンバー29名のうち18名が出席し、それぞれ抱負を述べた。


 中田監督は今年度参加するネーションズリーグ、アジア大会、世界選手権という3つの大会の位置付けを説明。ネーションズリーグは若手を積極的に起用する大会、アジア大会は東京五輪へのシミュレーション、世界選手権は世界の強豪を相手に表彰台を目指すと語った。

2018年度全日本女子登録メンバー

今年度、全日本に初選出された戸江真奈
今年度、全日本に初選出された戸江真奈【写真:坂本清】

冨永こよみ(上尾/S)

佐藤美弥(日立/S)

田代佳奈美(東レ/S)

宮下遥(岡山/S)

新鍋理沙(久光製薬/WS)

石井優希(久光製薬/WS)

長岡望悠(久光製薬/WS)

野本梨佳(久光製薬/WS)

内瀬戸真実(ヘルマエア・オルビア=イタリア/WS)

堀川真理(東レ/WS)

高橋沙織(トヨタ車体/WS)

鍋谷友理枝(デンソー/WS)

今村優香(久光製薬/WS)

井上愛里沙(久光製薬/WS)

古賀紗理那(NEC/WS)

黒後愛(東レ/WS)

荒谷栞(NEC/WS)★

中川美柚(久光製薬/WS)★

荒木絵里香(トヨタ車体/MB)

松本亜弥華(上尾/MB)

岩坂名奈(久光製薬/MB)

奥村麻依(JT/MB)

芥川愛加(JT/MB)

島村春世(NEC/MB)

井上琴絵(JT/L)

山岸あかね(上尾/L)

小幡真子(JT/L)

中川有美(日本バレー協会/L)★

戸江真奈(久光製薬/L)★


※括弧内は左から所属、ポジション

※★マークの選手は全日本初選出

※所属は、2018年4月17日時点

※ポジション略号:WS=ウイングスパイカー、MB=ミドルブロッカー、S=セッター、L=リベロ

嶋岡会長「今年は成績、結果にこだわってほしい」

「今年は成績、結果にこだわってほしい」と語った嶋岡会長
「今年は成績、結果にこだわってほしい」と語った嶋岡会長【写真:坂本清】

登壇者:

嶋岡健治(公益財団法人日本バレーボール協会会長)

鳥羽賢二(日本バレーボール協会ハイパフォーマンス事業本部本部長)

中田久美(全日本女子監督)

寺廻太(日本バレーボール協会強化委員長)


嶋岡会長 今日はお忙しいところ、たくさんの方にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。つい半月前にここでスタートした時のいろいろな方たちの状況からしますと、本日はたくさんの方々に来ていただいてまして、非常に期待をしていただいているのかなと思っています。われわれはその期待に応えていかなければいけないと、ひしひしと感じています。


 今年の国際試合、いくつかあるわけですけれども、まず、すぐに始まるのは新しくスタートするネーションズリーグ。非常にスケジュール的には厳しい中ですが、裏返してみれば強化の場所として、また選手のいろいろな部分を判断するためには非常にいい経験、いい大会だと思っています。その後に、アジア大会、世界バレー(選手権)と続くわけですけれど、今年は世界バレーが一番大切な大会。20年の東京五輪に向けての大きな試金石になる大会という位置付けで、今年の最大の目標は世界バレーでどういう成績を収められるか。そこが、一番のポイントになると思っています。


 スタートにあたって、監督以下、スタッフ、選手には、今年は結果にこだわってくれという話をしました。その部分で、東京に向けて、どういう形のものができていくかということを判断せざるをえない状況になると思っているからです。ですから今年は成績、結果にこだわって、1年間やってほしいと話しました。


 というわけで、本当に選手たちは一生懸命やってくれると思いますし、いろいろな切磋琢磨(せっさたくま)が始まって、東京に向けて少しでもいいチームができるように頑張ってやっていけるのではないかと。一番大事なこの18年の大会を、そういう位置付けでやってもらおうと。それをJVA(日本バレーボール協会)全体でやっていけたらと思っていますので、マスコミの方、いろいろなところで応援をいただいているスポンサーの方々、たくさんの方に応援いただきながら、皆さんと一緒に一番いい成績を残せるよう、頑張っていきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。


鳥羽本部長 本日は年度初めのご多忙の中、たくさんの方々にお集まりいただき、誠にありがとうございます。


 中田監督体制の2年目を迎え、桜が咲いた4月2日より強化合宿に入っております。昨年を振り返りますと、ワールドグランプリは予選ラウンドの6位、グラチャンでは5位という成績に甘んじました。ただ、セルビア、ブラジル、ロシアなどのランキング上位国に勝利したゲームもありました。アジア選手権では優勝し、表彰台の一番上に上がることができました。


 本年度の全日本チームの国際試合スケジュールを簡単にご説明させていただきます。今年は3つの国際大会に参戦する予定でございます。


 まずは5月12日(火)から始まりますネーションズリーグに参戦します。この大会は、女子が毎週火水木、男子が金土日で3連戦が行われます。世界の上位国16チームが参加する総当たり戦で、5週にわたる予選ラウンドが世界各地で開催されることになります。全日本チームは、第1週のブラジル大会終了後にすぐ帰国し、第2週が国内での大会になります。試合会場は愛知県のスカイホール豊田で行われる予定です。5月22日はリオ五輪3位チームの米国戦、23日はベルギー戦、24日はリオ五輪4位チームのオランダ戦という3連戦になります。対戦相手としては、非常にやりがいのあるチームとなります。ネーションズリーグのファイナルラウンドは、開催国の中国を含めて6チームが進出します。まず本年度最初の目標として、そのファイナルラウンド進出を目指すことになります。


 2つめの大会は、8月にジャカルタで開催するアジア大会となります。非常に暑い最中でのアジアの五輪大会です。2020年(東京五輪)に向けてのシミュレーション的にも最適な大会と位置付けています。そのつもりで、表彰台を目指します。


 そして今年度最後、3つ目の大会が、バレーボール界では最も長い歴史を持つ世界選手権。9月29日に横浜アリーナで開幕します。過去の例を見ますと、この世界選手権で表彰台に上がったチームが、2年後の五輪でも表彰台に上がることが多いようです。ファンや国民の皆さまのご期待に沿えるよう、会長やわれわれも、全日本チームとして一枚岩となり、力を結集し、最後には表彰台に上がれるチームを目指します。


中田監督 2020年(の東京五輪)を最終目標としたときに、18年度は、非常に大事なシーズンになると考えております。全日本シニアが参加する大会は大きく3つ。ネーションズリーグ、アジア大会、世界選手権です。強化戦略としまして、ネーションズリーグは若手を積極的に起用しながら、昨シーズンに築き上げてきた土台を大事にし、強化をしていきたいと考えています。


 またアジア大会に関しては、五輪のシミュレーションとして位置付けております。限られた人数や、選手村という限られた生活環境の中で結果を求めるというのを大事にしながら、東京五輪につなげていきたいと思っています。


 そして最後に世界選手権。これは表彰台に上がるべく、チーム強化をしていきたいと思います。チーム一丸となって、全力を尽くし、精いっぱい戦っていきます。よろしくお願いします。

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