豪州監督「結果にはがっかりしている」 W杯最終予選 日本戦後の会見
日本に敗れたオーストラリア代表のポステコグルー監督が会見に臨んだ 【写真:ロイター/アフロ】
試合後の会見に臨んだオーストラリア代表のアンジェ・ポステコグルー監督は「結果にはがっかりしている」と語ったが、W杯最終予選の最後となる次戦のタイ戦に向け、「しっかりとポゼッションをして、しっかりパフォーマンスを示して、よい結果を出していきたい」と気持ちを切り替えた。
「日本については祝福したい」
──日本のラインナップは、予想していたものか? ウイング(浅野拓磨と乾貴士)に苦しめられていたようだが。(外国人記者)
大きく予想が外れていたわけではない。個々では思っていなかった選手もいたが、チームとしての日本のプレースタイルについては予想通りだった。われわれのプレーは、基本的にフィールドをコントロールするやり方だ。ボールを保持することはできたが、それを効果的にすることができなかった。サイドチェンジでピッチが速すぎて、中央でわれわれが抑えることができなかったと思う。
──ロシアW杯には自力で出場したいと言っていた。火曜日(9月5日)のタイ戦で大量得点で勝つしかないが、最近はゴールラッシュができていない。次のタイ戦で大勝する根拠はあるか?(外国人記者)
結果的には火曜日の試合を見てもらうしかないが、今のわれわれはとにかく勝利をして、もう一方の試合結果で(W杯出場が)決まるという立場になった。われわれとしては、しっかりとポゼッションをして、しっかりパフォーマンスを示して、いい結果を出していきたい。
「チャンスを生かし切ることができなかった」
ポステコグルー監督はユリッチとケーヒルの投入はもともとのゲームプランだったと明かした(写真は6月のもの) 【写真:ロイター/アフロ】
そういう(つなぐ)サッカーをしたいと思っていたし、このフィロソフィーでソリューションを見つけようと思って追求した。後半にグッドチャンスがあったが、生かし切ることができなかった。われわれに有利な方向に転がっていかなかった。
──ユリッチやケーヒルの交代はプラン通りか?
もともとのゲームプランだった。
──アーロン・ムーイ(この試合はベンチ外)とブラッド・スミスに関して。特にスミスはクラブで出場機会がなかった。そのため守備に不利な状況となって失点したのではないか?(外国人記者)
ムーイは状態がよくなかったので、医者とも相談した結果、最高のパフォーマンスをするのは無理ということで、火曜日に備えて(温存という)判断をした。スミスは90分間プレーすることはあまりなかった。この試合での失点はあとでビデオを見て考察したい。ただし、あそこでゴールが決まったのは彼の責任ではない。あくまで私の責任だ。
※質問者に関しては、掲載許諾の確認が取れた方のみ明記しています。記名のない方は確認が取れていない方ですので、拒否されている訳ではありません。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ